売れる建売会社とネーミングの関係。

不動産マーケティング

売れる建売会社とネーミングの関係。

カリフォルニア工務店という会社があります。

今、もっとも勢いのある工務店と言っていいかもしれない会社です。住宅デザインからリフォーム、商業施設のプロデュースから店舗設計までこなす会社で、その工事範囲は日本全国。最近では、多くのハウスメーカー、不動産会社とコラボレーションもしています。

この会社の素晴らしさは、いろいろあるのですが、とりわけ秀逸なのがネーミングです。カリフォルニア工務店。この社名を聞いただけでこの会社がどんな家を建てるのか容易に想像できます。

「名は体を表す」ということわざがありますが、それだけネーミングは大切。
いろんな競合企業があるわけですから、選んでもらうためには、お客様の記憶に残ることが最優先事項です。それにもかかわらず、ほとんどの会社は社名や自社のオリジナル住宅についてのネーミングがイマイチ。

社名については、それぞれの経営者の思い入れがあると思いますが、マーケティングという観点で考えると、途中で変更することも選択肢の一つです。最近では、「スバル」が「富士重工業」から社名変更するようですが、社名は変えてはいけないものではありません。

会社が成長するにしたがって、社名も変わるのは致し方ないもの。それで業績が上がるなら躊躇なく変えていくべきです。ただ、社名変更に抵抗のある経営者がいるのも事実。そんな場合は、商品名を有名にしてから商品名を社名に変えるのがいいかもしれません。

前述の「スバル」などはそのパターン。富士重工業の自動車部門のネーミングが有名になったことでそれを社名に採用しています。だとすると、建売住宅のネーミングにも注意が必要です。

できることなら、建売住宅のネーミングを聞いただけでどんな家をつくる会社なのか想像できるネーミングがベスト。カリフォルニア工務店のような、ベタだけどすぐイメージできる、イメージが心地よいというネーミングが見つけられると最高です。

そのためには、ターゲットを絞ることが大切。多くの客層を狙うのではなく、あなたが一番付き合いたい客層を狙うことです。これはマーケティングの基本中のキホンですが、できている会社はほとんどありません。

きっとカリフォルニア工務店もそんな社名を付けた時は、周りの業者から揶揄されたことでしょう。でも、ありきたりのネーミングや八方美人のネーミングではお客様の記憶には残りません。

大切なのは記憶に残るネーミング。ネーミングだけで売上は変わります。そろそろ真剣に考えてみてはいかがですか。もっと簡単に売上伸びますよ。

 

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