間違いだらけの新築住宅の見せ方

不動産マーケティング

成約率を落とす!間違いだらけの新築住宅の見せ方。

建売業者さんが犯す過ちでよくあるのが新築住宅の見せ方です。
販売経験がない業者さんが多いので仕方ないのですが、ちょっとしたことで成約率に大きな違いが生まれます。

例えば、玄関。
よくあるのが玄関に敷かれたシート。玄関タイルを汚さないためのシートなのですが養生シートをそのまま代用しているケースが多く、見栄えが良くありません。キレイにカットされ動かないようにでもされていればまだいいのですが、大抵の現場は、テキトーなサイズに切って放置してあるだけ。これでは購買意欲は湧きません。

本来であればシートはないほうがいいのですが汚れてしまうのが気になるようであれば、透明なシートを敷いておくことです。テーブルの上に敷くビニール製のシートで構いませんので玄関の床が見えるように敷いておきましょう。それだけでも玄関の明るさ、玄関に入った瞬間の気持ち良さは大きく変わります。

玄関でいえば、他に重要なのはスリッパです。
スリッパが置いてないのは論外ですが履ければいいというようなテキトーなスリッパも考えものです。色や種類がバラバラのスリッパや使い古されたようなスリッパはそれだけで建物のイメージを悪くさせます。

できることならセンスのいいスリッパ。色が統一され、高級感のあるスリッパがいいでしょう。参考にするなら新築マンションのモデルルームや住宅展示場のモデルハウスなどのスリッパ。スリッパを変えるだけで不思議と建物の印象も変わります。

他には、畳。和室のある建物でよくあるのですが和室に畳が敷いてない物件や畳が敷いてあってもその上に養生シートが敷かれたままの現場があります。畳が汚れてしまう、日焼けしてしまうための対策なのはわかりますが、購入を検討しているお客様から見ると魅力的な建物には見えません。せめて土日だけでもはずしておくような気遣いは必要です。

他にも、ダメチェックで見つかった補修箇所のテープ。
気にしてない売主さんが多いようですが、テープがあることでわざわざ問題点をお客様に伝えることになっています。これは、寝る子を起こすようなもので購入を検討しているお客様からすれば補修箇所が多いと、この家の施行は大丈夫かしら?と心配になります。なるべく早めに補修箇所を直してテープを外すか、引き渡し前に補修箇所を点検するかして売り出しの際には補修箇所のテープをなくす方がいいでしょう。

人は感情でモノを買います。
これは動かしがたい事実です。

つまり、あなたの建売住宅もお客様の感情をいい方向へ刺激しないと売れないということです。玄関にしろ、和室にしろ、補修テープにしろ、どれも簡単なことばかり。しかし、その重要性に気づいていない建売業者さんがほとんどです。裏を返せば、そんな簡単なことで差別化ができるということ。そんな簡単なことで成約する確率を上げられるということです。ダマされたと思ってはじめてください。驚くほどの効果が期待できますよ。

 

ピックアップ記事

  1. 現地販売会を成功に導く「3回安定10固定の法則」とは?
  2. 中小建売業者が価格競争から抜け出すためのアイデアの見つけ方。
  3. 価格競争に巻き込まれる物件、巻き込まれない物件。その違いとは?
  4. 不動産経営者注目!あの伝説の工務店が犯した失敗とは?
  5. 不動産会社経営、社長の機嫌と売上の関係。

関連記事

  1. 売れる不動産会社は、全ての人を満足させようとしてはいけない。

    不動産マーケティング

    売れる不動産会社は、すべての人を満足させようとしない。

    商品企画を考えるとき、ついつい陥ってしまう罠(ワナ)があります。 …

  2. 新築住宅をローコストで差別化する最も賢明な方法。

    不動産マーケティング

    新築住宅をローコストで差別化する最も賢明な方法。

    売れる建売住宅をつくる上で欠かせないもののひとつ、それが「間取り」です…

  3. あなたならどうする?用地仕入れの失敗を挽回する方法。

    不動産マーケティング

    あなたならどうする?用地仕入れの失敗を挽回する方法。

    以前、相談を受けた物件の話。ご相談者にいらしたのは、建売会社の営業部長…

  4. 家余り時代(成熟期)に売れる新築住宅とは?

    不動産マーケティング

    家余り時代(成熟期)に売れる新築住宅とは?

    新潟県三条市にタダフサという包丁メーカーがあります。昭和23年創業の老…

  5. 売れる建売会社になるためにお客様に確認すべきこと。

    不動産マーケティング

    売れる建売会社になるためにお客様に確認すべきこと。

    手前味噌で恐縮ですが、私が他のコンサルタントと違うのは、不動産営業を知…

  6. 儲かる建売会社へ体質改善しませんか?

    不動産マーケティング

    儲かる建売会社へ体質改善しませんか?

    多くの建売業者さんが間違えていることがあります。それは、どうすれば…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 真面目な建売会社が報われない意外な理由。
  2. 人間の本能を揺さぶれ!人が家を買う2つの理由。
  3. 正しいオープンハウスのやり方、ご存知ですか?
  4. ムダな求人広告を使わないで不動産会社に優秀な人材を集める方法…
  5. あなたの不動産知識、マニアックになっていませんか?
  1. 不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。

    不動産マーケティング

    不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。
  2. こだわりの建売業者が陥る「一流の壁」とは?

    不動産マーケティング

    こだわりの建売業者が陥る「一流の壁」とは?
  3. 不動産マーケティング

    その色使い、間違っていませんか?
  4. 売れる不動産会社になるためにマーケティングが必要な理由。

    不動産マーケティング

    売れる不動産会社になるためにマーケティングが必要な理由。
  5. 難しい専門用語が売上を落とす!

    不動産マーケティング

    難しい専門用語を使えば使うほど売上は落ちる!
PAGE TOP