儲かる建売会社になるための究極の決断とは?

不動産会社経営

儲かる建売会社になるための究極の決断とは?

もしあなたが長期的に成功する建売会社になりたいのなら、間違ってはいけない戦略があります。それは、価格戦略です。多くの建売業者さんの価格戦略はいい加減です。とりあえず、「これくらいで売れるといいな・・・」という価格で売り出し、「売れなければ値下げすればいいや・・・」というやり方。

情報が新鮮な時には、高い価格で、情報が古くなったら、安い価格で消費者の購買意欲をそそる、というやり方ですが、長期的に繁栄したい会社にとってはやってはいけない戦略です。その理由は、価格に対する不信感を植え付けることになるから。

確かに、安くなれば売れる確率は上がるかもしれません。しかし、一方で失うものもあります。それが、信用です。あの会社は、売れなければすぐに値下げするというレッテルを自分で貼ることになるからです。それは、消費者だけでなく仲介業者にも同じような不信感を植え付けます。

まあ、仲介業者はあなたの長期的な繁栄は考えていませんから、少しでも安くなるなら大歓迎かもしれませんが、一方で、「売れなければそのうち値下げするさ」という心理が働いてしまうため、彼らが妥当だと思う価格でなければ真剣に売ろうとはしません。要するに、売主が値下げを頻繁にすると、価格の主導権を仲介業者が握ってしまうことになるのです。こうなると、仲介業者が思う価格設定でなければ売れなくなります。

では、どうしたら売主が価格の主導権を握れるのでしょうか?それは、値下げしないことです。 最初に決めた価格で売り切る。これしかありません。そんなことできるの?と思われる方も多いと思いますが、やっている会社はあります。一切、値下げしないという会社は現実に存在します。きっと、あなたの周りにも一社や二社はあるのではないでしょうか。

その場合、大切なことは、値付けを真剣にすることです。競合他社の価格はもちろん、自社の原価や利益を考えて、この価格なら大丈夫という価格を真剣に考えることです。その際に、つまらない色気を出さないこと。お客様にとっても、自社にとっても納得できる価格を決めることです。それができていないから、値下げを繰り返すことになるのです。

この価格なら絶対に売れる、この価格なら絶対にお客様は損をしない、そんな真剣な価格設定をすることが長期的に繁栄する建売会社の条件です。消費者は、安い価格を望んでいるのではありません。消費者は、納得できる適正な価格を望んでいるのです。適正な価格だという根拠を示せば、予算のある人は購入してくれます。仲介業者も建売会社の企業姿勢がわかれば協力してくれるようになります。

値下げしないと決めた時、値下げしなくても売れる方法は何かを真剣に考えられるようになります。それが長期的な繁栄の第一歩。怖いかもしれませんが試してみる価値のある一歩です。

 

ピックアップ記事

  1. その不動産営業、煽りすぎていませんか?
  2. 社長が忙しすぎる不動産会社がダメな理由。
  3. 長期的に儲かる建売会社をつくるために経営者がすべきこと。
  4. こうすれば新築分譲住宅の契約率はもっと上がる!
  5. 残念!こんな不動産の値下げは失敗する。

関連記事

  1. 不動産会社が陥る、成功体験の罠。

    不動産会社経営

    不動産会社が陥る、成功体験の罠。

    コンサルティングをしていていちばん厄介だなと感じることはその人の成功体…

  2. 売れる不動産会社は非常識が常識!?

    不動産会社経営

    売れる不動産会社は非常識が常識!?

    クリナップの「クリンレディ」というシステムキッチンが好調らしい。そ…

  3. 建売会社のクレームを減らし経営を安定させる方法。

    不動産会社経営

    建売会社のクレームを減らし経営を安定させる方法。

    もしあなたが、売上が安定する会社にしたいなら、必ず取り組むべき施策があ…

  4. なぜあの不動産会社は成長し続けるのか?

    不動産会社経営

    なぜあの不動産会社は成長し続けるのか?

    コンサルティングをしていて思うことは、やっぱり不動産会社の成長は社長次…

  5. 不動産会社の経営者必見!星野リゾートの成功の素とは?

    不動産会社経営

    不動産会社の経営者必見!星野リゾート成功の素とは?

    以前、本は読むものではない。本は使うものだ。本に書いてあることをそのま…

  6. 不動産会社の経営者が50代になったらやるべきこと。

    不動産会社経営

    不動産会社の経営者が50代になったらやるべきこと。

    売れない不動産会社(建売会社)に共通することのひとつに、社長の年齢があ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 売れる不動産会社をつくるために最も大切なモノとは?
  2. できる不動産会社の経営者が最も大事にすること。
  3. オープンハウスを成功に導く意外なポイントとは?
  4. 建売住宅販売はモノからヒトの時代へ。
  5. 売れない不動産情報を生き返らせる方法。
  1. 不動産経営者が乗り越えなければならない4つのステージとは?

    不動産会社経営

    不動産経営者が乗り越えなければならない4つのステージとは?
  2. 売れない新築一戸建て、値下げ前にすべきこと。

    不動産会社経営

    売れない新築一戸建て、値下げ前にすべきこと。
  3. 不動産広告不要論者へ

    不動産広告

    不動産広告を軽視している人へ、なぜコカコーラは広告し続けるのか?
  4. 中小不動産会社はお金をかけずにブランド化しなさい!

    不動産会社経営

    中小不動産会社はお金をかけずにブランド化しなさい!
  5. えっ本当?売れる物件を作りたいならお客様の声を聞いてはいけない。

    不動産マーケティング

    えっ本当?売れる物件を作りたいならお客様の声を聞いてはいけない。
PAGE TOP