建売会社など「ものづくり」を生業としている業者さんが苦手なことの一つが集客です。モノは作れるけど、人が集められない。だから、売れない、という負のスパイラルに陥る業者さんが少なくありません。
そこで知っておいて欲しいのがビジネスの基本。それは「人さえ集まれば商品は売れる」ということです。商売は、モノだけでは成り立ちません。それを買う人がいなければ売れません。だから、人を集めなければならない。
そのためには、どうすれば人が集まるのか?人は、どんなところへ集まっていくのか?を知ることが大切です。そこで覚えておいて欲しいのが以下の「人が集まる9か条」。これさえ意識して集客すれば必ず人は集まってきます。
人が集まる9か条
1、人は、人が集まるところへ集まる
2、人は、快適なところへ集まる
3、人は、噂になっているところへ集まる
4、人は、夢の見られるところへ集まる
5、人は、良いモノがあるところへ集まる
6、人は、満足が得られるところへ集まる
7、人は、自分の為になるところへ集まる
8、人は、感動を求めて集まる
9、人は、心を求めて集まる
建売業者さんに限らず、儲かっている工務店はどこも集客が上手。それは、ハウスメーカーも同じで、住宅展示場などは何かと理由をつけてイベントを開催しています。
そんな話をすると、イベントしても冷やかし客ばかりじゃ売れないじゃないか、買う気のない客を集めても追客が大変なだけ、買わない客に家を汚されたら困る、なんて反論がおきますが、それでも少しでも多くの人を集めた方が売れる確率は高まるというのが専門家の見解です。大切なことは、悲観的に考えるより上記の9か条を満たすような現場見学会やオープンハウスを実施することです。
どうしたら、行列ができるほど人を集められるだろう?
どうしたら、快適な現場見学会(オープンハウス)にできるだろう?
どうしたら、噂を起こせるだろう?
どうしたら、夢を見させられるだろう?
どうしたら、現地見学をして満足感が得られるだろう?
どうしたら、現地見学をしてためになったと思ってもらえるだろう?
どうしたら、感動する現地見学会(オープンハウス)になるだろう?
どうしたら、自分たちの家づくりに共感してもらえるだろう?
それらを真剣に考えることです。いい家をつくっていると自負のある建売会社さんで、思うように売れていない会社はそれらを真剣に考えていないだけ。そこさえ乗り越えられれば、一気にブレークします。お試しください。
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