不動産広告不要論者へ

不動産広告

不動産広告を軽視している人へ、なぜコカコーラは広告し続けるのか?

建売住宅に限らず、モノが売れない最大の理由が何かわかりますか?それは「忘れられている」ということです。お客様の記憶からあなたの商品が消えているということ。お客様の頭の中にしっかり記憶されていないことです。

これは、お客様だけではありません。建売業界で言えば、仲介業者もお客様のひとり。仲介業者の記憶の中にあなたの物件が常に記憶されていないと、あなたの物件は存在していないのと同じ。この場合も、売れません。

情報社会が発達して、私たちはひと昔前とは考えられないほどの情報を浴びるようになりました。私たちが浴びる情報量は、すでに人間の限界を超えていますから、当然、古いもの、不要なものは記憶の中から削除されます。そう、自動的に削除されてしまうのです。

だから、あなたの物件もあっという間にお客様の記憶から削除されてしまうということ。よほど記憶に残るようなインパクトを与えない限り、すぐに消去されてしまうということです。

よく広告なんていらない、と広告不要論を唱える業者さんがいますが、広告はお客様の記憶に残る有力な手段。コカ・コーラにしろ、東京ディズニーランドにしろ、もう十分その存在は知られた商品なのに未だに広告をするのは、それだけ効果があるということ。それだけ、お客様の記憶は当てにならないということです。

では具体的にどうしたらいいのか?情報を出しっぱなしにしないことです。よくレインズに登録している業者さんで登録しっぱなしという業者さんがいますが、レインズは2週間に一度更新できます。つまり、2週間に一度更新すると、新しい物件のように仲介業者に紹介されるということ。これを利用しない手はありません。

そもそも物件の登録日が古いだけで、売れない物件というレッテルを貼られますから更新を頻繁にして登録日を隠すことが大切。一石二鳥、その上無料ですから徹底すべきです。

よく、そんなに頻繁に更新しても「また、あの物件か」と業者に飽きられてしまう、かえって売れない物件の印象を強めてしまうという人がいますが、売れていないのは事実ですから、気にする必要はありません。それよりも大切なことは、まだ売れていないという事実を仲介業者の記憶に残すことです。それさえできれば、あなたの物件に合いそうなお客様が出てきた時に真っ先に紹介されます。

もちろんレインズだけに頼っていてはダメです。できることなら、仲介業者に会って直に物件の資料を渡すこと。アナログな方法ですがこれが予想以上に効果があります。選挙と一緒で、コツコツとドブ板を渡るようなやり方が、地道ですが効果があるのです。

最近はインターネットを使えば全ての情報がお客様の元へ届くと思っている人が多いようですが、簡単に届く情報は簡単に忘れ去られてしまう情報です。だから、これでもかこれでもかと頻繁に送ることが大事。そして、頻繁に送るのが面倒ならアナログ営業をすること。アナログ営業なら記憶にとどまる時間は大幅に長くなります。お試しください。

 

ピックアップ記事

  1. 大きく成長する建売会社になるための企業理念のつくり方。
  2. 不動産仲介業者をリスペクトしていますか?
  3. 中小建売会社が利用すべき大手ハウスメーカーの知恵。
  4. 成約率を上げたいなら即実践!購買意欲が高まる雑貨の使い方。
  5. 売れる建売住宅をつくるための「ホストの法則」。

関連記事

  1. 不動産広告、仲介業者任せにしていませんか?

    不動産広告

    不動産広告、仲介業者任せにしていませんか?

    (株)LIXIL住宅研究所が、「住まいの購入」「住まいのリスク回避」に…

  2. ご存知ですか?不動産の新聞折込チラシの反響が少ない理由。

    不動産広告

    ご存知ですか?不動産の新聞折込チラシの反響が減った本当の理由。

    先日、新築一戸建てを分譲している業者さんから広告についての相談がありま…

  3. 不動産集客

    反響は物件次第は間違った常識!反響率を左右する3つのポイント

    不動産業界の間違った常識のひとつに「反響は物件次第」という考えがありま…

  4. あなたの不動産知識、マニアックになっていませんか?

    不動産集客

    あなたの不動産知識、マニアックになっていませんか?

    日経MJによれば、食品スーパーのサミットが、ビギナーにもわかりやすい「…

  5. 人はなぜ家を買うのか?

    不動産マーケティング

    人間の本能を揺さぶれ!人が家を買う2つの理由。

    人は、なぜモノを買うのか?少し哲学的な質問ですが、これがわかると人は、…

  6. 不動産売却、売主にとっての理想的な状態とは?

    不動産売却

    不動産売却、売主にとっての理想的な状態とは?

    もし、あなたの物件がいい物件だと思うのに売れない…自信があるのに売れな…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. こうすれば新築一戸建ての反響はもっと増える。
  2. 売れる不動産広告をつくるための基本のキホン。
  3. 俊足に学ぶ。建売業界でもう一度輝く方法。
  4. パワハラと不動産会社の未来。
  5. 新築分譲住宅はペルソナマーケティングの時代。
  1. これかの新築分譲会社に必要な能力とは?

    不動産会社経営

    これからの新築分譲会社に必要な能力とは?
  2. 売れる建売会社になりたいならライバルを丸裸にしろ!

    不動産マーケティング

    売れる建売会社になりたいならライバルを丸裸にしろ!
  3. 実は意外と知らない!権威性を高めて売上を伸ばす方法。

    不動産マーケティング

    実は意外と知らない!権威性を高めて売上を伸ばす方法。
  4. 営業マンを一瞬でいい人にする方法。

    不動産マーケティング

    営業マンを一瞬でいい人に変える方法。
  5. 建売業界は知恵で差別化する時代。

    不動産マーケティング

    建売業界は知恵で差別化する時代。
PAGE TOP