不動産広告、この一言で売上が伸びる!

不動産広告

不動産広告、このひと言で売上が伸びる!?

あなたはテレビ通販が好きですか? 私は仕事柄、テレビ通販をよく見ます。何しろ、テレビ通販はマーケティングのお手本の宝庫。言葉の使い方、表現の仕方ひとつがとても参考になります。

そんなテレビ通販ですが、やはり主流はアメリカ。アメリカのテレビ通販は、生き馬の目を抜くシビアな世界。日本より数年先を行っていると言われています。そんなアメリカのテレビ通販でほんのちょっとした工夫で売上が激増した事例があります。それが、商品の注文を促す際の台詞。

「オペレーターがお待ちしています。今すぐお電話ください。」

というお決まりの台詞を、

「オペレーターに繋がらない場合は、恐れ入りますが、繰り返しお電話ください。」

という台詞に変えたのです。

一見すると、前者の「オペレーターがお待ちしています。今すぐお電話ください。」という台詞の方がいいように感じます。実際、この台詞を言うか言わないかで売上に大きな違いが生まれます。

しかし、この台詞をさらに「オペレーターに繋がらない場合は、恐れ入りますが、繰り返しお電話ください。」に変更すると、もっと売上が伸びたのです。

売上が伸びた理由は、「繋がるまで何度も電話をしなければならないかもしれない・・・」という不便さを視聴者に感じさせたこと。通常、商品を売る際、お客様は不便さを感じると商品を買わなくなる傾向があります。しかし、この場合は、社会的証明の原理というものが働いて逆に売上が伸びたのです。

社会的証明の原理とは、自分がどうしたらいいのかわからない時は、他人の行動を元に自分の行動を決めるというもの。「オペレーターがお待ちしています。今すぐお電話ください。」という台詞から想像できるのは、オペレーターが暇そうに電話の前で電話が鳴るのを待っている様子。

それに対して、「オペレーターに繋がらない場合は、恐れ入りますが、繰り返しお電話ください。」という台詞からは、お客様からいっぱい電話が掛かっていて対応できずに電話が鳴りっぱなしになっている状態です。

つまり、この商品は人気があるので電話が繋がりにくくなる可能性があるということ。それだけ多くの人に支持されている商品だから、失敗する可能性は薄いと感じさせることができたのです。だから結果として、売上が伸びたのです。

これはそのまま不動産の広告でも利用できます。「お問い合わせは今すぐこちらへ」と書いて電話番号を記載するより、「お問い合わせは今すぐこちらへ。繋がらない場合は、繰り返しお電話ください」と記載した方が効果があるということです。試してみてはいかがですか。

 

 

ピックアップ記事

  1. 実例に学ぶ、イマドキ若夫婦の不動産の探し方。
  2. 新築住宅をローコストで差別化する最も賢明な方法。
  3. 不動産集客、あなたのターゲットは男性それとも女性?
  4. 売れる不動産会社になるための「非常識のススメ」。
  5. 不動産売却、現地看板は基本のキホン。

関連記事

  1. 不動産広告、仲介業者任せにしていませんか?

    不動産広告

    不動産広告、仲介業者任せにしていませんか?

    (株)LIXIL住宅研究所が、「住まいの購入」「住まいのリスク回避」に…

  2. 不動産チラシ

    不動産広告

    常識的な不動産チラシ VS 非常識な不動産チラシ。あなたはどっち?

    以前、ある土地の折込チラシをつくった時の話。 ある建売業者さんから…

  3. 不動産広告はwantsを引き出せ!

    不動産広告

    不動産広告は、Wants(ウォンツ)を引き出せ!

    枕ひとつが、25,000円〜35,000円と聞いてあなたはどう思うでし…

  4. 値引き要求の厳しいお客様を引き寄せる不動産広告の特徴とは?

    不動産広告

    値引き要求の厳しいお客様を引き寄せる不動産広告の特徴とは?

    新築一戸建てを分譲している会社や不動産仲介業者からよく聞く言葉にこんな…

  5. ご存知ですか?不動産の新聞折込チラシの反響が少ない理由。

    不動産広告

    ご存知ですか?不動産の新聞折込チラシの反響が減った本当の理由。

    先日、新築一戸建てを分譲している業者さんから広告についての相談がありま…

  6. 不動産チラシ、「価格は大きく目立つように」は正しいのか?

    不動産広告

    不動産チラシ、「価格は大きく目立つように」は正しいのか?

    私がつくる不動産チラシや販売図面は価格の表示が小さい。本当は、もっ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 不動産の現地販売は女ゴコロに配慮せよ!
  2. 中小建売業者が価格競争から抜け出すためのアイデアの見つけ方。
  3. あなたの不動産知識、マニアックになっていませんか?
  4. 不動産売却、売れないオーラ出してませんか?
  5. 新築住宅が青田で売れる!メニューボード大作戦。

おすすめの記事

  1. 新築分譲住宅は現場力が決め手。
  2. 共感の得られる家、共感の得られない家。
  3. 中小建売業者が陥る、間違いだらけの成功法則。
  4. 売れる建売会社になるためにお客様に確認すべきこと。
  5. こうすれば不動産も売れる!ポルシェのDM大作戦。

アーカイブ

  1. 営業マンのいないオープンハウス。

    不動産マーケティング

    営業マンのいないオープンハウス。
  2. こうすれば新築分譲住宅の契約率はもっと上がる!

    不動産マーケティング

    こうすれば新築分譲住宅の契約率はもっと上がる!
  3. レインズでわかる!あなたの物件の認知度。

    不動産広告

    レインズでわかる、あなたの物件の本当の認知度。
  4. 不動産売却、現地看板は基本のキホン。

    不動産売却

    不動産売却、現地看板は基本のキホン。
  5. e-住み替え

    不動産マーケティング

    ”e-住み替え”誕生物語。
PAGE TOP