540円で掴める!女ゴコロを魅了する建売住宅のつくり方。

不動産マーケティング

540円で掴める!女ゴコロを魅了する建売住宅のつくり方。

建売住宅に限らず、住宅を販売するのに欠かせないのが女性(主婦)の目線。正直、女性(主婦)が何を望んでいるか、がわからなければ売れる商品は作れません。

それにも関わらず、未だに商品企画を担うのは男性がほとんど。とりわけ、40〜50代の男性が商品企画をしている会社は注意が必要です。本人たちは、十分女性に配慮しているつもりですが、女性陣から見ると的外れなことも多いもの。男性と女性では根本的に考え方が違うからです。

そこで、必要なのがリアルな女性の欲求を知ること。今、住宅を購入しようとしていう女性が何を望んでいるかをリアルタイムで知ることができればヒット商品、売りやすい家はつくりやすくなります。とは言っても、小さな建売会社が女性の本音を知るのは至難の技。そこで、活用したいのが女性向けの雑誌です。

今回ご紹介するのは、主婦と生活社が発行する『CHANTO(チャント)』という雑誌。30代前後の主婦層をターゲットとした雑誌で、休刊した主婦雑誌『すてきな奥さん』の後続誌として生まれました。「すてきな奥さん』というタイトルからもわかるように、この雑誌の創刊は1990年。当時は結婚したら女性は家に入るのが一般的だった時代で、時間はかかっても賢く節約するための情報が求められていました。

しかし、今や共働きが当たり前。今時の主婦のニーズに応える雑誌に生まれ変わる必要があったのです。『CAHNTO』では、働く主婦をターゲットに、コンセプトを変更。多少お金がかかっても、お助けグッズを賢く活用して家事に割く時間を短縮するノウハウを紹介しています。

例えば、創刊号では段取り上手な主婦を「ダンドリーナ」と命名し、この主婦たちがどのようなテクニックを駆使しているかを紹介しています。また、雑誌をゆっくり読む時間がない忙しい主婦向けに、レイアウトにも一工夫。これまでは「お得感」を出すため、レシピなどをたくさん掲載していましたが、本当におすすめのものだけを厳選して掲載するようにしているそうです。

この雑誌からわかることは、最近の主婦は単なる「節約志向」ではなく、賢くモノを選んで、生活をより豊かにしたいという欲求が強いということ。1990年代とは主婦の欲求が変化していることです。だとすれば、最近の主婦が読んでいる雑誌をチェックすればどのような住宅設備が求められているかも簡単にわかるということ。つまり、それを商品企画に活かせば主婦に喜ばれる住宅が作れるということです。

さあ、早速、本屋さんに直行しましょう。売れる建売住宅づくりのヒントが待っていますよ。

 

ピックアップ記事

  1. 不動産売却、売主にとっての理想的な状態とは?
  2. 売れ続ける不動産会社になるために必要な土壌とは?
  3. 新築分譲住宅、お金をかけないで売れ行きを改善する方法。
  4. たまには建売業界の未来について真剣に考えて見ませんか?
  5. 売れない新築分譲住宅に共通することとは?

関連記事

  1. これからの不動産営業は売り込むほど売れなくなる。

    不動産マーケティング

    これからの不動産営業は売り込むほど売れなくなる。

    不動産業界というのは、ある意味非常に遅れた業界。大きなお金が動くにもか…

  2. 建売住宅販売はモノから人の時代へ。

    不動産マーケティング

    建売住宅販売はモノからヒトの時代へ。

    建売業界が抱える問題のひとつに、「お客様の声を聞かない」ということがあ…

  3. 不動産広告は、目立ってなんぼ。

    不動産マーケティング

    不動産広告は、目立ってなんぼ。

    71.6倍。これは、ここ8年間で増えた「あるもの」の量です。何かわ…

  4. 新築分譲住宅はペルソナマーケティングの時代。

    不動産マーケティング

    新築分譲住宅はペルソナマーケティングの時代。

    ペルソナマーケティングってご存知ですか?ペルソナとは、データをもとにつ…

  5. 不動産マーケティング

    その色使い、間違っていませんか?

    多くの建売住宅を見ていると立地や価格は問題ないのに「この家は売りにくい…

  6. 幹線道路沿いの不動産を売るための効果的なテクニック。

    不動産マーケティング

    幹線道路沿いの不動産を売るための効果的なテクニック。

    ある新築一戸建ての売出し現場での話。その新築住宅は、クルマ通りの多…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 日当たりの悪い家の売り方。
  2. どうすれば不動産会社の社内改革は成功するのか?
  3. 自動車メーカーに学ぶ、売れる新築一戸建てのつくり方。
  4. 不動産広告を軽視している人へ、なぜコカコーラは広告し続けるの…
  5. 建売住宅は企画が8割。
  1. 不動産会社経営「もうはまだなり、まだはもうなり」

    不動産会社経営

    不動産会社経営「もうはまだなり、まだはもうなり」
  2. 売れる不動産会社は、全ての人を満足させようとしてはいけない。

    不動産マーケティング

    売れる不動産会社は、すべての人を満足させようとしない。
  3. ジャパネットに学ぶ、価格で勝負しない不動産の売り方とは?

    不動産マーケティング

    ジャパネットに学ぶ、価格で勝負しない不動産の売り方とは?
  4. できる不動産会社の経営者が最も大切にするもの

    不動産会社経営

    できる不動産会社の経営者が最も大事にすること。
  5. 中小建売業が陥る、間違いだらけの成功法則。

    不動産会社経営

    中小建売業者が陥る、間違いだらけの成功法則。
PAGE TOP