わが家のクルマがそろそろ買い替えの時期を迎えようとしています。
今年に入って、なぜかトラブル続出。まぁ、すべて経年劣化が原因なのですが、トラブルは続くときは続くもの。予定外の出費がかさんでいます。そうなると考え出すのが買い替え。このまま修理して乗り続けるべきか、いっそ新しいクルマに乗り換えるか。あと3ヶ月で車検。急激にクルマに対する関心が高まってきました。
そうなるとどうするか?
まずは、ネットで各社のクルマを調べ始めます。実は、今のクルマを購入したときの営業マンがとてもいい人で、ことあるごとに、便宜を図ってくれたり、声をかけてくれた人。そのため、次に買い換えるときは、この人から買ってあげたいと思っていました。当然、その会社のクルマを第一に調べているのですが、欲しいクルマが見つからない。
ホームページも、隅から隅まで読んでいるのですが、どうしても購買意欲をそそるクルマが見つからないのです。そうすると、ついつい他メーカーのクルマにも目が向いてしまいます。あの営業マンから買ってあげたいと思う反面、高いお金を出して妥協したクルマに乗ってもなぁ・・・という自分がいるのも事実。結構、心は揺れています。
選択肢は3つ。修理してこのまま乗り続ける。営業マンのために妥協して購入する。他メーカーのクルマに乗り換える。人間というのは不思議なもので一度欲しいという欲求が芽生えるとなかなか止めることはできません。むしろ、クルマの情報を集めば集めるほど、その欲求は高まっていきます。正直なところ今の気持ちは8割方、買い替え。後は営業マンのメーカーか他のクルマメーカーのどちらに私を説得させる材料があるかどうかにかかっています。
私のケースで面白いのは、実は私は営業マンにも他のメーカーにも一切接触していないこと。すべてネット上の情報で、自分の買うクルマを決めようとしていることです。もちろん最終的にはディーラーに行って実際のクルマを見ることにはなりますが、その時は、すでに自分の気持ちがほぼ固まっているとき。よほど、がっかりするような出来事がない限り意思は変わりません。
もちろん私のような買い方をする人ばかりではありませんが、ネットに慣れ親しんだ人には私と同様の買い方をする人が増えています。特に、営業マンのあしらい方が下手な人にはその傾向が強い。そうなってくると商品が売れるかどうかは、ネット上の情報力によるということです。ネット上にどれだけ情報があるか。その情報は見込み客を説得できるような情報か。それによって売上は大きく左右されるということです。これは、何もクルマに限ったことではありません。住宅も同じ。真剣に商品の購入を考えている人ほどたくさんの有益な情報を必要としているからです。
あなたの会社は、お客様が必要としている情報を提供していますか?
お客様が自分自身を説得できる情報を提供していますか?
情報量、情報力と売上は比例します。
これ、とっても重要ですよ。
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