売りにくい物件を即決物件に変えるコツ。

不動産売却

売れ筋じゃない物件を即決物件に変えるコツ。

先日、あるリノベーションマンションを見てきました。クライアントが新しく購入した販売用の中古マンションです。物件自体は、ごくごく普通のマンション。築15年ほどの中規模マンションですが、駅までは少し距離があり、決して売れ筋のマンションではありません。

そんなマンションをリノベーションして販売することになったのですが、完成した部屋を見ると、思わず見とれてしまう部屋に変身していました。インテリアや設備自体はフツーより少しいい程度ですが、家具が抜群なのです。そのため、室内の印象は好感度が大幅にアップ。即決できるマンションに変わっていました。

ポイントは、やはり家具。ただ単に、床や壁、お風呂やキッチンを新しくしたのとは第一印象が違います。家具自体は、リビングセットとダイニングテーブル一式、そしてリビングのカーテンだけです。主寝室や他の洋室には何も置かれていませんが、これだけで十分。

インテリアコーディネーターが選んだだけあってセンスは抜群。今更ながら家具付き販売の魅力を実感しました。私自身は、家具付き販売推進派。以前から不動産業者さんに完成物件にはできる限り家具を置くように勧めています。とりわけ、売れ筋じゃない物件、売りにくい物件には家具付き販売は効果的。欠点を隠す効果があるからです。

家具を選ぶポイントは、販売価格帯のお客様が買わないような、少し高価な家具を置くこと。自分たちのお金では買わないような家具を置いておくことがポイントです。実際、今回のリノベーションマンションでもそんな家具が置かれていました。きっとこの価格帯のマンションを買う人は、IKEAかニトリの家具を買う人が多いでしょう。

それに対して今回置かれていた家具は、仕入れ価格で70万円近くのもの。エンドユーザー価格なら100万円はするでしょう。だから、部屋のオーラが違います。正直、室内の写真だけを見たら5,000万円クラスのマンションと比べても遜色はありません。(今回の部屋は3,000万円弱)それほど家具だけで部屋の雰囲気は変わるものです。

家具付き販売に関しては、お客様の好みがあるからと躊躇される業者さんもたくさんいらっしゃいます。家具はいらないといわれてたらどうしよう・・・そんな心配をされる方もいらっしゃいます。であれば、モデルハウス用に自社で引き取ればいいだけ。貸し倉庫にでも保管しておけば使い回しも簡単ですし、気に入ったお客様がいれば家具付きで売ってしまうこともできますから損失にはなりません。たくさんのセットを持つ必要はありませんが、ひとつか2つ持っておくだけで十分。それだけの販促効果はあります。

あなたも家具付き販売を考えてみてはいかがですか?
想像以上の効果が期待できますよ。

 

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