商品を売るとき売主は、お客様の3つの「Not」の壁を乗り越えなければならないと言われています。
3つの「Not」とは、
1. Not Read(読まない)
2. Not Believe(信じない)
3. Not Act(行動しない)
というもの。
これは1900年代前半に活躍した広告界の巨匠マックスウェル・サックハイムの4つの質問から派生した言葉です。マックスウェル・サックハイムの「4つの質問」とは、
1.なぜ、お客様はあなたの話を聞かなければならないのか?
2.なぜ、お客様はあなたの話を信用しなければならないのか?
3.なぜ、お客様は行動(購入)しなければならないのか?
4.なぜ、お客様は今、行動(購入)しなければならないのか?
売れる広告というのはこれらの4つの質問に答えている広告だというのです。
さて、広告のつくり方はプロに任せるとして売主がしなければならないことは2番目の、Not Believe. の壁を破ること。なぜ、お客様はあなたの話を信用しなければならないのか?という質問に答えることです。
どんなにいい商品、気に入った商品でも見ず知らずの人から購入するのは勇気がいるものです。ましてや、住宅など一生に一度か二度しか購入しない商品では尚更。購買頻度が極端に少ないため自分の判断に不安を覚えるからです。
では、どうしたらお客様の不安を取り除いて購入しやすくできるでしょう?
答えは、簡単。
社会的証明を利用することです。
社会的証明とは、社会心理学で使われる用語で「人は、自分の行動基準や価値基準を、周囲の人たちの行動や考えを基準にして決める」というものです。要するに、自分で、良いか悪いか判断できない場合は他人の意見を参考にするということ。
不動産業界でいえば、お客様の声や権威者からの推薦、取引実績や売上げ、社歴などが社会的証明になります。とりわけお客様の声は今どきのお客様の購入判断の大きな要素。お客様の声の数や、信憑性(氏名や写真の有無)書き方によって売上げが左右されるといっても過言ではありません。正直、効果的なお客様の声が100件もあればそれだけで売上げはアップします。
それほど重要な社会的証明、それが「お客様の声」です。
あなたの会社ではどれだけお客様の声を集めていますか?
お客様の声の使い方次第で売上げアップは確実です。お試しください。
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