不動産広告は、目立ってなんぼ。

不動産マーケティング

不動産広告は、目立ってなんぼ。

71.6倍。
これは、ここ8年間で増えた「あるもの」の量です。何かわかりますか?
答えは、ネットの情報量です。

ブログやツイッター、フェイスブック等々、誰でも簡単に、ほとんど無料で情報を発信できるようになったこともあり、ネットの情報量は日増しに増えています。

一見、情報量が増えるのはいいことのように思えますが、残念ながら、ネットの情報量が増えることと、その情報が見られることは比例しません。

つまり、ネットの情報量はここ8年間で71.6倍にもなっているのに、実際に見られている情報はわずか2.3倍にしかなっていないのです。(我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果より)

これは簡単にいうと、ひとつの情報が消費者の目に止まる確率がとても低くなった、ということ。しかも、このデータは2009年のものですから、この傾向は、今ではもっと大きくなっていることでしょう。

これは、ネットで集客している、もしくは、ネットで集客したい不動産会社にとっては大きな問題です。いくら情報を発信しても、広告を出しても、お客さんに見てもらうのが難しくなっているわけですから。

もちろん、これはネット以外の媒体にも影響を与えます。チラシや雑誌広告も同様です。そもそも人間が処理できる情報量には限度がありますから、ある程度のキャパを超えるとどんな情報も頭に入ってきません。ということは、激増する情報の中でお客様に見てもらう努力をしなければ売上には繋がらないということです。

あなたがどんなに素敵な家をつくったとしても、その情報がお客様に伝わらなければ売れません。だとすれば、まずは目立って、あなたの伝えたい情報を見てもらうことが最優先だということです。

私が提供しているサービスのひとつに販売図面の作成サービスがありますが、販売図面でも大切なことは目立つことです。たかが販売図面、されど販売図面。営業マンから送られてくる数十枚という物件資料の中でいかに目立つか。まずはそこが第一関門です。

その第一関門を抜ける一番の方法は意外性。
他社とは違う意外性を見せることです。

よく私の販売図面は文字が多すぎると言われますが、これも意外性のひとつ。他社が少ないありふれた言葉で販売図面を作る正反対をやっているのです。もちろん好き嫌いはあるでしょうが、目的は売れること。売れるためにはお客様に手にとって読んでもらわなければ先に進みません。

私たちが常に考えなければならないことは、増え続ける情報の中でどうすれば目立つか。
売上に直結する永遠のテーマです。

 

ピックアップ記事

  1. どうすれば不動産会社の社内改革は成功するのか?
  2. なぜ流通経路を強化するだけで不動産は売れるのか?
  3. なぜあの不動産会社は成長し続けるのか?
  4. 不動産営業、お客様の感情を刺激する手っ取り早い方法とは?
  5. なぜあの新築分譲会社はレクサスとプリウスを使い分けるのか?

関連記事

  1. 決断力の磨き方。

    不動産マーケティング

    イケてる経営者になるための決断力の磨き方。

    「わかっちゃいるけど、変われない・・・」そんな経営者がたくさんいます。…

  2. 不動産販売における重要な非必需品とは?

    不動産マーケティング

    不動産販売における重要な非必需品とは?

    ビジネスにおいて成功をもたらすものは、商品に関わるものだけではありませ…

  3. 不動産マーケティング

    物語が売上を伸ばす時代。

    わが家のすぐそばでスウェーデンハウスの新築工事がはじまりました。 …

  4. 売れる建売会社とネーミングの関係。

    不動産マーケティング

    売れる建売会社とネーミングの関係。

    カリフォルニア工務店という会社があります。今、もっとも勢いのある工…

  5. 不動産広告、インターネット至上主義の落とし穴。

    不動産広告

    不動産広告、インターネット至上主義の落とし穴。

    先日、顧問先からこんな相談を受けました。それは、一生懸命、広告している…

  6. 真面目な建売会社が報われない意外な理由。

    不動産マーケティング

    真面目な建売会社が報われない意外な理由。

    「うちは、物件がいいから見てもらえれば決まるんだけど・・・」もしあ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 完成在庫はオープンハウスで売れ!
  2. その不動産営業、煽りすぎていませんか?
  3. 今さら聞けない。売れる建売住宅をつくるヒントの見つけ方。
  4. あなたにもできる「とりあえずオープンハウス戦略」とは?
  5. 中小建売会社はMacを使いなさい。
  1. あなたの不動産会社、失敗から学んでいますか?

    不動産会社経営

    あなたの不動産会社、失敗から学んでいますか?
  2. 建売住宅、仕入れミスを挽回する企画の立て方。

    不動産マーケティング

    建売住宅、仕入れミスを挽回する企画の立て方。
  3. 高額な新築分譲住宅を売るための価格の壁の壊し方。

    不動産マーケティング

    高額な新築分譲住宅を売るための価格の壁の壊し方。
  4. なぜ、いい建売住宅をつくるだけでは売れないのか?

    不動産マーケティング

    「いい建売住宅をつくれば売れる」は幻想です。
  5. 反応率の高い不動産広告をつくるための3つのNotとは?

    不動産広告

    反応率の高い不動産広告をつくるための3つのNotとは?
PAGE TOP