不動産チラシや不動産広告、ホームページ、販売図面を制作していると、たまにクライアントから言われることがあります。それは、キャッチコピーが刺激的過ぎるということ。
刺激的過ぎるというのはまだいい方で、
ちょっと恥ずかしい・・・
もう少し普通のキャッチコピーになりませんか・・・というのもあります。
大抵は、キャッチコピーの意図を伝えて納得していただくのですが、クライアントによっては変更を余儀なくされるケースもあります。当然、変更を余儀なくされたケースは反応率は最悪。効果はでません。
では、なぜ普通のキャッチコピーにすると反応率は悪くなるのでしょうか?
答えは、簡単です。
その他大勢のチラシや広告の中に埋もれてしまうからです。
チラシなどの広告でお客様がその広告が自分によって有益かそうでないかを判断する時間は、0.3秒と言われています。営業マンから送られてきた販売図面など知り合いからの情報でも、その時間は3秒程度。その間に、このチラシ(広告)はあなたにとって有益ですよ、ということを伝えなければならないのです。
もしその時間内に魅力が伝わらなければチラシ(広告)は速攻でゴミ箱行き。
どんなに素晴らしい内容が書かれていてもです。
では、チラシや広告が速攻でゴミ箱行きにならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
デザイン、レイアウト、写真、本文などチラシや広告には様々な要素がありますが、その中でももっとも重要なのが、キャッチコピーだと言われています。
現代広告の父と呼ばれ、広告業界において、 最も信頼される人物の一人であるデイヴィッド・オグルヴィはこう言います。「広告の成否の80%は、キャッチコピーで決まる」と。それほどキャッチコピーは重要なのです。
そんな重要なパーツであるキャッチコピーが刺激的でなかったら、
他の不動産会社のチラシや広告に書かれているようなありふれたキャッチコピーだったら、
きっとあなたの物件はお客様の目に入ることはないでしょう。
目に入らなければ存在しないのも同じ。
どんなに素晴らしい物件でもお客様がその存在を知らなければ購入することはできないのです。
キャッチコピーで大切なことは、お客様に振り向いてもらうこと。その一点に尽きます。
刺激的で結構。
恥ずかしくて結構。
売るためにはそれくらいの覚悟が必要です。
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