売れてる建売会社や設計事務所が習慣にしていること。

不動産マーケティング

売れてる建売会社や設計事務所が習慣にしていること。

人の購買は、左脳消費と右脳消費の2種類から成り立っています。
左脳消費とは、「必要に迫られて」購買するモノのこと。電気、ガス、水道など公共サービスがその代表です。一方、右脳消費は、「可愛い」「ステキ」「カッコイイ」「面白い」「美味しそう」など、右脳的な五感の刺激によって購買するモノのことを言います。ちなみに、衝動買いは右脳消費の典型。子供が欲しがるモノは全て右脳消費といってもいいでしょう。

つまり、左脳消費はNeeds(必要)で、右脳消費はWants(欲望)と分類できるのですが、日本のように経済が発展した国では生活上どうしても必要な左脳消費は年々少なくなっています。要するに先進国では、大半の商品は右脳消費されているということ。提供者側であるあなたは、右脳に働きかけるメッセージづくりが重要になるということです。

とりわけ、右脳に働きかけるメッセージで重要なものは、広告です。広告の中でも特に重要なのが、写真。

一幅(いっぷく)の絵画は千の言葉を語る。(※1枚の絵は千の言葉を語る)
    As the saying goes, a picture says a thousand word.

という言葉があるように、素敵な写真は一瞬にして人の心を掴みます。

建売業者や工務店で言えば、完成写真。完成写真がどれだけ素敵かによって、売れ行きが決まると言っても過言ではありません。だから、建物が完成したらすぐに写真を撮ること。それも、建築写真のプロに頼んで撮ってもらうことです。

可能であれば、明るい時間帯の写真と暗くなってからのライトアップされた写真があると完璧です。そして、これらの写真を利用して更に広告やホームページで集客することです。

設計事務所や有名工務店、ハウスメーカーなどは写真の重要さを理解しているため、建物が完成したら必ずプロに頼んで写真を撮ってもらうのですが、建売業者さんにはその習慣がありません。そのため、せっかくいい建物をつくっている業者さんでも写真がないところが少なくありません。

しかし、それは大きな損失です。なぜなら、これからあなたの家を買う人はあなたが過去に建てたものでしかあなたを評価できないからです。写真がないということは、千の言葉で説明しなければいけないということ。千の言葉で説明できなければ、せっかくの価値が伝わないということです。

写真は財産です。将来のあなたの売り上げを構築するための貴重な財産です。そこのところくれぐれもお忘れなく。

 

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