不動産会社の経営者が50代になったらやるべきこと。

不動産会社経営

不動産会社の経営者が50代になったらやるべきこと。

売れない不動産会社(建売会社)に共通することのひとつに、社長の年齢があります。
もちろん例外はありますが、たいていは50代以上。ワンマン社長で土地の選定から建物のグレード、内装にいたるまで、すべてを社長が決めてる、そんな会社が多いように思えます。

何が問題かというと、社長の感性と、購入するお客様の感性がズレていること。特に、一次取得者層をターゲットにしている建売住宅ではそれが顕著です。はじめて一戸建てを購入する人の年齢は、ほとんどが30代。最近では20代という人も珍しくありません。つまり、二回り近く年の離れた人の気持ちを理解しなければならないわけですから、簡単ではありません。

50代の感性で物件をつくっても共感してもらえる部分はごくわずか。正直、お客様の心を動かす物件はつくれません。結果として、住まいにこだわりのないお客様、新しければいいよ、というお客様をターゲットにしてしまうのですが、ここには、パワービルダーという強敵がいます。住まいにこだわりのないお客様は、最終的には、価格か立地。価格なら、パワービルダーには勝てません。

では、どうしたらいいのか?
50代のワンマン社長でも30代のお客様に共感してもらえる家をつくる方法。それは、30代のお客様が読む雑誌を参考にすることです。基本的には、女性が読むような雑誌。インテリア雑誌はもちろん、ファッション雑誌、子育ての雑誌など取りあえず人気のある雑誌はすべて目を通しておくことです。これだけで、見違えるほどお客様に共感してもらえる家がつくれるようになります。

最近は、いや、以前からそうかもしれませんが女性の意見が大きな力を持っています。主権者は、ご主人というのは幻想で実態は、主権者は奥様(笑)。奥様の意見を無視してご主人が家を選ぶなんて考えられません。だからこそ、女性ウケする物件をつくる必要があるのです。

そのためには、まず女性が何に関心があるのか、を知る必要があります。
最近ではインターネットなどでも女性の趣味嗜好は調べられるようになりましたが、手っ取り早いのは雑誌。雑誌業界も景気は良くないため、必死になって女性の気持ちをつかむ企画を考えています。それを利用するのです。

まずは、女性に人気の雑誌を購読する。そして、その中から頻繁に取り上げられているテーマをピックアップする。そしてそれを自社の建売住宅に応用できないか考える。この作業を繰り返すだけです。

そうすることで50代の社長でも自分がターゲットとするお客様の気持ちが手に取るようにわかるようになります。まずは、本屋に行きましょう。そして、雑誌を数冊買ってみましょう。新しい感性が得られますよ。

 

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