価格競争に巻き込まれる物件、巻き込まれない物件。その違いとは?

不動産マーケティング

価格競争に巻き込まれる物件、巻き込まれない物件。その違いとは?

「価格競争に巻き込まれないようにするにはどうしたらいいですか?」という質問をよく受けます。それほど、価格競争に巻き込まれて疲弊している業者さんが多いということでしょう。

ここで考えなければいけないことは、なぜ価格競争に巻き込まれてしまうのか?という原因です。裏を返せば、どんな条件が揃うと価格競争に巻き込まれてしまうのか、ということ。

お客様の立場で考えてみましょう。
あなたが価格競争に巻き込まれるということは、お客様があなた以外の競合の物件も考えているということ。あなたにはライバルがいるということです。

あなたの物件が提供する魅力が、ライバルの提供する魅力より圧倒的に大きければ、お客様は価格でどちらかを選ぶことはありません。(あなたの物件の魅力>ライバルの物件の魅力)

しかし、あなたの物件の魅力がライバルの物件の魅力より劣っていると、お客様はあなたの物件の魅力がライバルの魅力に勝つように価格での調整を迫ります。これが価格競争を引き起こす原因です。

では、どうしたらいいのか?
それは、あなたの物件の魅力がライバルの物件の魅力を凌駕すればいいだけ。あなたの物件とライバルの物件に明らかな違いを提供すればいいのです。

ポイントは、「明らかな違い」です。
ライバルの物件とあなたの物件に違いがなけいと思えば、お客様はその違いを価格に求めます。価格ドットコムなどの価格検索サイトが人気なのはそこです。

どこのお店で買っても同じ商品なら、少しでも安く買えるお店で買いたいというのは人間の心理。だからこそ、価格検索サイトが人気があるのです。

しかし、あなたの物件にしかない魅力があれば話は別。お客様が求めるニーズや欲求があなたの物件にしかなければ、価格競争には陥りません。つまり、価格競争に陥るのは、あなたの物件とライバルの物件に明確な違いが見つけられないからです。

お客様が求めるものの中で、ライバルになくてあなたにしかないものがあるか。そしてその魅力がお客様にとって大きければ大きいほど、お客様はあなたの物件の虜になるということです。そうすれば価格競争には巻き込まれません。

大切なことは、お客様のニーズや欲望を満たし、かつ、ライバルにない魅力のある商品をつくること。突出した魅力、明らかな違いを付加することです。

同じような商品をつくっていてはいつまで経っても価格競争からは逃げられません。そろそろ冒険してはいかがですか。新しい世界が見えてきますよ。

 

 

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