不動産売却、安売りと安さ感の違いとは?

不動産マーケティング

不動産売却、安売りと安さ感の違いとは?

値下げしても売れない・・・そんな物件が増えてきました。今後の不動産市況を予測するとこれから益々その傾向は強まりそうです。そこで覚えておいて欲しいことがあります。それは、安売りと安さ感は違うということです。

経済情勢が厳しくなると当然、売れ行きは悪くなっていきます。そうなると不動産市場に起きるのは安売り合戦。あちこちの不動産が値下げして売られるようになります。そうなるとどうなるか?価格に対する信頼度が大きく揺らぎます。価格なんてあってないようなもの。放っておけばそのうち安くなると消費者に思われてしまいます。

結果として安売りしても売れないという負のスパイラルに突入。利益どころか売れば売るほど赤字という状況になりかねません。

では、どうしたらいいのか?

それは、ただ単に値下げをするのではなく安さ感を演出して値下げすることです。安さ感とは、ひと言でいえば、安くなる理由。人は、理由がないと安さに納得しません。納得しなければ、当然、売れません。売れなければ、また、値下げという悪循環に陥ります。それを防ぐのが、安くなる理由です。その理由が、真実味があればあるほど安さ感は増します。

以前、ある不動産会社の物件を広告したとき、この値下げの理由を大々的にアピールしました。その時の、キャッチコピーが

12月15日までに契約できる方へ。

12月15日までにこの物件売れないと新しい土地の仕入れできません。
大至急、売却したいので思い切った価格に値下げしました。

というもの。

不動産会社からは、かなりの抵抗がありましたが、なんとかそのままの広告で押し通しました。結果は、見事完売。安さの理由を伝えることで安さ感が演出された結果です。他にも、ローンキャンセルや決算処分など、真実味があるような理由を描写すると安さ感は演出できます。

大切なことは、ただ単に値下げをしないこと。値下げに理由をつけることです。もっともな理由、お客様が購入すべき理由を添えると値下げした価格以上の安さ感が生まれます。そこのところお間違えなく。

 

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