不動産チラシ

不動産広告

常識的な不動産チラシ VS 非常識な不動産チラシ。あなたはどっち?

以前、ある土地の折込チラシをつくった時の話。
ある建売業者さんからの依頼で土地の折込チラシをつくることになりました。

土地といっても、建築条件付の土地。資金繰りの関係で、早急に建築条件付きの土地で売ってしまいたいという土地でした。現地は、最寄り駅から徒歩15分。急行停車駅で人気のある駅です。現地周辺の環境は、落ち着いた分譲地。昔、大手不動産会社が開発した分譲地で道幅も広く、環境も悪くありません。

問題は、価格。相場と比べてべらぼうに高いわけではありませんが、土地と建物を合わせると結構な金額になります。正直、お客様の少ない価格帯です。

ただ、価格さえ気にしなければセールスポイントはたくさん見つけられる土地でした。そこで、つくりました。セールスポイントをこれでもか、これでもか、と書き綴った広告を。

実際、どのセールスポイントも嘘ではありませんし、魅力的なものばかり。それを表現豊かに書き綴っていきました。キャッチコピーも他の土地販売で何度も成果をあげた鉄板のキャッチコピーを採用。自分でいうのも何ですが結構魅力的なチラシができたのです。

これならあの社長にもよろこんでもらえると思い、チラシのラフプランを見せると、予想外の渋い顔。数秒の沈黙の後、

「うちの物件、こんなに良くないから」
「これよりいい物件、いっぱいあるし、こんなの出したら他の業者に笑われるよ・・・」
「もっと普通でいいから、フツーで」
「フツーのチラシにしてよ」

と言われてしまいました。まあ、反論するのも面倒だったので

「わかりました。フツーのチラシにつくり直します」

と言って退散。後日、フツーのチラシを提出しました。結果はというと、フツーの結果。常識を破るような結果は生まれませんでした。実際、ここまで言われることは多くはありませんが、表現に関しては修正して欲しいという依頼はよくあります。

他の不動産チラシや不動産広告では見かけない表現や言葉が多いからです。実は、これは意図してやっていること。他の不動産チラシに埋もれてしまわないよう、お客様の心に刺さる広告を目指しているからです。

お客様がチラシを読み続けるか、読み続けないかを判断するのは、0.3秒。

その一瞬の勝負に勝たなければ、チラシはゴミ箱行き、読まれません。読まれないということは、あなたの物件は存在しないのと同じ。当然、売れません。

大切なのは、まずチラシを見てもらうこと。ひとりでも多くの人にチラシを見て、読んでもらうことです。買わない人や、同業者の批判なんか気にすることはないと思うのですが・・・

さて、あなたはどう思いますか。

 

 

ピックアップ記事

  1. 今さら聞けない。売れる建売住宅をつくるヒントの見つけ方。
  2. できる不動産会社の社長は、最低限の仕事しかしない。
  3. 不動産会社の経営者と社員の溝を埋める方法。
  4. 新築分譲会社、エリア拡大したいなら自社販売をはじめなさい。
  5. 不動産会社の離職率を下げる唯一の方法。

関連記事

  1. 不動産マーケティング

    あなたは建売住宅販売で、こんな間違いをしていませんか?

    建売住宅を売るとき、「なぜ、売れてる建売会社のマネをしてはいけないのか…

  2. ご存知ですか?不動産の新聞折込チラシの反響が少ない理由。

    不動産広告

    ご存知ですか?不動産の新聞折込チラシの反響が減った本当の理由。

    先日、新築一戸建てを分譲している業者さんから広告についての相談がありま…

  3. 不動産広告、インターネット至上主義の落とし穴。

    不動産広告

    不動産広告、インターネット至上主義の落とし穴。

    先日、顧問先からこんな相談を受けました。それは、一生懸命、広告している…

  4. たった「ひと言」であなたの物件を売れる不動産に変える方法。

    不動産マーケティング

    たった「ひと言」であなたの物件を売れる不動産に変える方法。

    商品を売る上で、もっとも効果的な方法は自社の強みで勝負すること。競…

  5. 広告戦略でわかる、建売業界の常識は世間の非常識。

    不動産広告

    広告戦略でわかる、建売業界の常識は世間の非常識。

    建売業界の常識で思わず首をかしげたくなるもののひとつが広告。ほとんどの…

  6. 不動産チラシ、「価格は大きく目立つように」は正しいのか?

    不動産広告

    不動産チラシ、「価格は大きく目立つように」は正しいのか?

    私がつくる不動産チラシや販売図面は価格の表示が小さい。本当は、もっ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 営業出身の不動産会社の経営者が陥る深い罠とは?
  2. 売れ続ける建売業者になるためにやるべきこととは?
  3. 売れる不動産会社に必要なのは、捨てる勇気。
  4. 不動産広告は「3ヒット理論」でつくれ!
  5. 売れる建売会社になりたいなら顧客接点を見直せ!
  1. 不動産会社を成長させるために社長がやってはいけないこと。

    不動産会社経営

    不動産会社を成長させるために社長がやってはいけないこと。
  2. あなたの建売会社が自社営業すべき最大の理由。

    不動産会社経営

    あなたの建売会社が自社営業すべき最大の理由。
  3. これだけで不動産の成約率は上がる!現地案内の準備術。

    不動産マーケティング

    これだけで不動産の成約率は上がる!現地案内の準備術。
  4. 売れる不動産会社になるための非常識のススメ

    不動産会社経営

    売れる不動産会社になるための「非常識のススメ」。
  5. 伝説のキャッチコピー

    不動産広告

    驚異的な売上を達成した住宅業界の伝説のキャッチコピーとは?
PAGE TOP