先日、あるインターネット関連の会社から電話がありました。内容は、インターネットでの集客に困っている会社にインターネット集客を代行しますというもの。インターネット集客の会社がインターネットを使わず電話で営業?とビックリされた方も多いと思いますが、決して間違った方法ではありません。
ネット集客を代行している会社が、実際には電話営業しているのは良くあること。だからインターネットでは集客できない!と言う人もいますがそうではありません。インターネットで集客できるからこそ電話などアナログな方法でも集客するのです。
お客様が情報収集する方法はひとつではありません。インターネットで情報収集する人もいればテレビやラジオ、新聞や雑誌で情報収集する人もいます。最近のように情報発信をする媒体が増えてくると、どれをやったら正解というのがありません。ある人には伝わる方法でも、ある人には全く伝わらない。そんなことがよくあります。
では、どうしたらいいのか?
答えは簡単です。
ひとつのやり方で成功した方法を他の媒体でもやってみることです。インターネットでうまく集客できたのなら電話で伝えても集客できるでしょう。逆に、インターネットでは集客できないお客様が電話営業なら集客できることもあります。だからこそ、いろんな媒体での集客が有効なのです。
不動産売買も同じ。インターネットで情報収集する人もいれば看板や新聞折込チラシ、ポスティングで情報収集する人もいます。不動産会社を通して情報収集する人もいれば口コミや紹介で情報収集する人もいます。そうなると、ひとつの方法だけで集客するのはかえって危険。物件が悪くて売れないのか、情報の伝え方が悪くて売れないのかわからないからです。
不動産会社には会社によって得意な集客方法が異なります。ポスティングが得意な会社もあれば、紹介が得意な会社もあります。インターネット集客が得意な会社もあれば折込チラシが得意な会社もあります。それをひとつの会社だけに任せておくと他の媒体での集客がおろそかになります。
結果として、・・・売れない。そして売れないのは価格が高いからという結論になってしまうのです。価格が高いか安いか、物件がいいか悪いかはすべての媒体で集客を試してから。いろんなタイプの人に情報を伝えてはじめて結論がでるものです。あなたはひとつだけの集客方法に頼っていませんか?集客方法を見直すだけで簡単に成約率がアップすることもあります。お試しください。
この記事へのコメントはありません。