すぐに成果がでる人と成果がなかなか出ない人がいます。
どちらかが能力があって、どちらかが能力がないということではありません。能力はどちらも同じなのに、いや、むしろ成果が出ない人の方が能力が高いのに、成果が出ないということがよくあります。
では、成果がでる人と出ない人の違いは何なのか?最近、思うのは、納得してから行動する人か、納得しないでも行動する人か、の違いのように思います。コンサルタントとして、クライアントさんには結果を出して欲しい。そのために必要なことは、どのクライアントにも同じように伝えているのですが、結果に違いが出ます。その原因は、成果が出ない人、成果が出にくい人は、伝えたことが納得できていないから。だから思い切って行動できない。
実は、私もそんなタイプ。自分のなかで納得できないことはなかなか行動に移せません。そのため、同じような時期に同じことを学んだ人と大きく差がつくことがあります。能力的には決して劣っていないにもかかわらず、大きく出遅れるというのは、精神的な問題。仮に行動していたとしても、それは全速力で行動しているのではなく、ブレーキをかけながら走っているような状態。だから、成果がでないのです。
私たちはついつい今までの経験のなかで物事を判断してしまいます。それはそれで大切なことなのですが、新しいことに取り組む時や、今までの結果に満足できていない時には、その枠組みで考えると必ず失敗します。なぜなら、その枠組み自体が間違っているからです。
今以上の結果を求めたいなら、新しい考え方を取り入れることが大切。それは、時には自分の理解を超えるものもあります。しかし、自分の理解を超えることでも成果がでるのであれば、まず試してみること。チャレンジしてみることです。それをしない限り、新しい考え方はいつまでたってもあなたのものになりません。
一番いいのは納得して行動すること。しかし、納得して行動しなくてもノウハウが間違っていなければ成果は出ます。だから時には、納得できなくても行動することが大切。自分の枠組みに固執しないことです。
もっと頭を柔軟にしましょう。もっとチャレンジする勇気を持ちましょう。納得して行動しても、納得しなくて行動しても失敗する時は失敗します。だったら、納得できなくてもたくさん行動することが成功への近道。とりあえず行動してみましょう。理屈はその後についてきます。
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