あなたの携帯電話はガラケーですか、スマホですか?
今時、ガラケーという人も少ないと思いますが、意外や意外、建売業界や不動産業界の社長さんはガラケーを使っている人も少なくありません。
もっとも、スマホを使っているという人でもスマホを使いこなしているかというと微妙。スマホでもガラケーの機能しか使っていないという人も結構います。ガラケーを使おうが、スマホを使おうが個人の勝手だろ、と言われればそれまでですが、ビジネスの世界においてはちょっと違います。
ガラケー企業=下りのエスカレーターに乗る企業
スマホ企業=上りのエスカレーターに乗る企業
と、なるからです。
具体的にはガラケー企業とは、ITを積極的に活用しない企業。
スマホ企業とは、ITを積極的に活用する企業。
つまり、昔のやり方に固執する企業か、新しいやり方を積極採用する企業かの違いです。実は、私の弟はガラケー派。とある地方で会社を経営しているのですが、どれだけ言ってもガラケーから卒業しようとしません。
理由は、これで十分だから。俺にはスマホなんて必要ないと言って、スマホはもちろんipadのようなタブレットも利用しません。使うのはガラケーと会社にあるパソコンだけ。仕事は電話か、片道1時間かけて会社に出かけて仕事をします。
そんなことしなくても、ラップトップのパソコンさえあればどこでも仕事できるのですがそれはしません。私からすれば非効率の極み。もっと時間を有効に使えば今以上に稼げるはずなのですが、なぜか頑なに拒否します。
実は、それと同じことはITを積極的に利用しない建売業者さんや不動産業者さんにも言えます。社長がITの知識が乏しいことが原因なのですが、新しいものアレルギーが強烈。社長の年齢が高齢になればなるほどその傾向は高まります。
その結果、30代前半の若手社長にどんどん取り残されて影響力は弱回るばかり。あと数年もすれば、立場は完全に入れ替わることでしょう。工事の工程管理から、集客、販売まで、ITを活用すれば僅かなお金で時間もミスも大幅に削減できます。これからの趨勢を決めるのは、どれだけITを使いこなせるかによると言っても過言ではありません。
大切なことは、社長が使えるか使えないかではありません。もっと言えば、社員が使えるか使えないかでもありません。ITをフル活用するのは、当たり前。ITをフル活用できないということは、下りのエスカレーターに乗りながら全力で駆け上がっているようなものです。
まずは、ITに詳しい人に相談しましょう。
何ができるのか、どれだけ便利になるのか、どんな効果が期待できるのかを知ることです。使いこなせないではすまない時代がすぐそこに来ています。お考えください。
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