どうすれば売れる広告をつくれますか?とよく聞かれます。よく聞かれるということは、それだけ広告づくりが難しいということ。せっかく高いお金を出してカッコイイ広告をつくっても売れないことが多いということです。
そこで考えて欲しいのは、なぜ広告をしなければいけないのか?という本質的なところ。
広告が必要な理由を考えることです。
もしあなたの営業エリアに不動産会社が一社もなかったらどうでしょう?つまり、ライバルゼロという状況です。だとすれば、あなたの営業エリアで不動産を購入する人は全員あなたのところへやって来るでしょう。つまり、ライバルがいなければ広告は必要ないということ。少々、広告の質が悪くてもライバルさえいなければ、お客様は集客できるということです。裏を返せば、ライバルがいるから広告が必要になるということ。広告の目的は、ライバル対策だと言えるのです。
だとすれば、広告に書かなければいけないことがおのずと見えてきます。そう、ライバルとの違いです。あなたが広告に書かなければいけないことはライバルの物件とあなたの物件との違い。どこがどのように違うのか?その違いによってお客様の生活はどのように変わるのか?ということを訴える必要があるのです。
仮に、ライバルとの違いがない場合は、ライバルが訴えてないポイントを違いにするというのもひとつの手です。ライバルがこんなことは訴えるまでもない、こんなことは当たり前だから差別化にならないというようなことでも、あなたが詳しく訴えればそれはライバルとの違いになります。それを探していくのです。
お客様は真剣になればなるほど何を選んだらいいのかわからなくなります。どの物件も同じように見えてきます。そんな時、お客様が広告に求めるものは「他社との違い」です。あなたの物件にしかないモノです。それがあるかないか、それが売れる広告になるかどうかの違いです。お試しください。
この記事へのコメントはありません。