フレッシュネスバーガーってご存知ですか?
フレッシュネスバーガーは、バブル崩壊後の1992年創業された新しいハンバーガーショップ。現在、全国に約200店舗を有し、業界第5位にまで成長しました。このハンバーガーショップは他のハンバーガーショップとは少し違います。
企業理念は、
HOMEMADE (家庭的・素朴・手作り)
HOSPITALITY (心からのおもてなし)
HEALTHY (健康)
ひと言でいえば、他のハンバーガーショップがしないことをしているハンバーガーショップなのです。まず、客層。他のハンバーガーショップは、主に子どもや家族連れを対象にしていますが、フレッシュネスバーガーは、20〜30台のOLをメインターゲットに設定しています。そのため店内もカフェのような雰囲気でお酒も提供しています。
次に、商品。他のハンバーガーショップは、短時間で調理でき、すぐに食べられるファーストフードを提供していますが、フレッシュネスバーガーは手作りのおいしさを追求しているため、忙しいときは20分以上待たされることも当たり前、時間の短縮には重きをおいていません。
他にも、他のファーストフード店が出店を控えている2等地や、3当地へ出店したり、バンズ(パン)を2種類用意したり、店内で搾る生搾りジュースを提供したりと、他のファーストフード店ではできないことをやっています。その結果が、創業わずか20年で200店舗達成という事実です。
私はよく、創業間もない新築分譲会社さんにはフレッスネスバーガーのような新築分譲会社になることを勧めます。その理由は、みんなが狙っているマーケットの反対に必ずある一定のマーケットが存在するからです。マーケットはひとつではありません。どんなに巨大なマーケットでもそのマーケットに不満を持つ人は、ある一定数必ずいるものです。それが、ニッチというマーケットです。
ニッチは大企業からすれば小さなマーケットです。そのため、大企業はニッチには参入しません。だからこそ小さな会社は、まずニッチを攻めることです。そして、ニッチのなかの大企業になることです。大きなマーケットを攻めるのはその後。ニッチだけでは物足りない場合です。
あなたにはニッチなマーケットが見えていますか?
Rich in Niche
(リッチはニッチにあり)
儲けはニッチに隠れています。
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