売れる不動産会社に必要なのは、捨てる勇気。

不動産マーケティング

売れる不動産会社に必要なのは、捨てる勇気。

高く売るにはどうしたらいいか?
高く貸すにはどうしたらいいか?
これは不動産会社の永遠のテーマです。

そんな不動産会社の永遠のテーマに果敢に取り組んでいる会社があります。それが、大阪にある「明来」という会社。この会社の特徴は、10人中9人に嫌われる勇気を持っていること。たった一人のためだけの物件をつくっていることです。

明来では、テーマパークマンションという独自のコンセプトをつくり、それをなんと賃貸マンション(収益物件)で実現しています。で、どんなマンションかというと、ひと言で言えば、とにかく奇抜。

・岸部四郎の夜逃げ部屋
・梅図かずおの紅白の部屋
・夏目ナナの官能の部屋
・AKB48のファンタジーのお部屋

等々、言葉では伝えられないような超ド級の奇抜さです。

社長曰く、家賃が高く貸せる=感動。そのためには、10人中1人が絶対に住みたいと思うものをつくればいいと言います。では、感動するマンションとはどのようなものなのか?分譲マンションとの比較で言うと、万人受けしないということ。

分譲マンションの場合、若い人からお年寄りまで、単身から大家族まで売却対象を広くして販売するのが普通。だから、家賃も結局『万人受けする家賃しか取れない』ということになると言います。だとすれば、高い家賃が取れるマンションにするには、万人受けしないこと。

例えば、ピンクが大好きな女性なら、思い切って部屋の天井、壁紙、床全てをピンク一色にすれば、通常の家賃よりも2割高くても借りるということ。この考えが、明来のテーマパークマンションに「驚きと興奮と感動」を与えているのです。

ちなみに明来の経営理念もテーマパークマンションそのもの。
とりわけ凄いのは、

1.「他社で出来る事業は明来で行う事業ではありません。新しい発想で『驚き』を持つ事業こそが明来で行う事業です。

2.社員もお客さまも『興奮』して頂ける事業を展開することで、既成概念にとらわれない事業に挑戦していきます。

3.お客様に『感動』して頂く事が明来の仕事であり、明来がお客様から頂く対価は『感動料』です。

というところ。とにかく徹底しています。テーマパークマンションが成功するかどうかは別にして、これからはこんな会社が伸びることは間違いありません。

必要なのは、捨てる覚悟。
あなたには、明来のような捨てる覚悟がありますか?

 

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