価格競争に巻き込まれない新築分譲住宅のつくり方。

不動産マーケティング

価格競争に巻き込まれない新築分譲住宅のつくり方。

建売業者さんからの相談で多いのが価格に関する相談。なかでも価格競争から抜け出すにはどうしたらいいですか?という相談が最も多いように思います。

基本的に、価格は需要と供給で決まります。需要が多いにも関わらず、供給が少なければ売主の希望する価格で売れる可能性が高くなります。建売業界でいえば、めったに売り物件がでない人気エリアで分譲する場合がこのケースにあてはまります。

一方、需要が少ないにも関わらず、供給が多ければ売主の希望する価格で売れる可能性は低くなります。時間の経過とともに値引き圧力が高まり、価格競争の世界に引きずり込まれていきます。

建売業界でいえば、多くの業者が分譲している競合エリアで分譲しなければならないケースや、人気のないエリアで分譲しなければならないケースです。

他にも価格に影響を与えるものがあります。
それが、代替が可能な商品かどうかということです。

簡単にいえば、その商品が他の商品と代替可能な商品、コモディティ化された商品であれば、価格競争に巻き込まれ、そうでなければ、価格競争に巻き込まれないということ。コモディティ化された商品の代表としては、パソコンや、冷蔵庫などの白物家電があげられます。

これらは、品質や機能、形状などに違いが見いだせないため、消費者からみるとどれも同じように見えます。そのため、商品はどれも同じ、違いは価格だけと思われてしまい、価格競争に巻き込まれてしまうのです。

では、あなたの建売住宅が価格競争に巻き込まれないためにはどうしたらいいのか?

答えは、簡単です。需要がある場所であろうとなかろうと、他社の建売住宅に代替できないような商品をつくること。値引き圧力にさらされる建売住宅は、そのほとんどが他の建売業者と似たり寄ったりの物件になっています。建物自体にお客様を惹き付ける魅力がないため価格でしかお客様が魅力を判断できないようになっているのです。

他社の建売住宅との差別化の方法は、山ほどあります。外観、インテリア、エクステリア、住宅設備、間取りなど1カ所だけでも、明らかに差別化できるポイントをつくることです。そのポイントがお客様の欲求とマッチするとき価格は二の次になります。

価格は、お客様がコントロールするものではありません。
あなたがコントロールするものです。そこのところ、お間違えなく。

 

ピックアップ記事

  1. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  2. これでもパワービルダーと闘いますか?
  3. イケてる経営者になるための決断力の磨き方。
  4. 儲けたかったらターゲットを変えろ!
  5. アラサー世代が好むインテリアとは?

関連記事

  1. パワービルダーと差別化する超簡単な方法。

    不動産マーケティング

    パワービルダーと差別化する超簡単な方法。

    以前、コンサルティングをしたある建売業者さんの話。 従業員は社長と…

  2. 建売住宅販売はモノから人の時代へ。

    不動産マーケティング

    建売住宅販売はモノからヒトの時代へ。

    建売業界が抱える問題のひとつに、「お客様の声を聞かない」ということがあ…

  3. 相場より900万円高い土地の売り方。

    不動産マーケティング

    相場より900万円高い土地の売却、あなたならどうする?

    あなたは相場よりかなり高い土地を仕入れたことはありませんか? 建売…

  4. 不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。

    不動産マーケティング

    不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。

    多くの不動産会社、建売業者さんは、売れなければ値下げすればいい、価格さ…

  5. 不動産の現地販売は女ゴコロに配慮せよ!

    不動産マーケティング

    不動産の現地販売は女ゴコロに配慮せよ!

    価値観の相違という言葉をよく耳にします。そう、価値観が違うと、どんなに…

  6. 知らないでは済まされない!現場管理と売上の関係。

    不動産マーケティング

    知らないでは済まされない!現場管理と売上の関係。

    近所で建築中のスウェーデンハウスが上棟しました。工事が始まった頃から毎…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 建売業界に迫る不都合な事実。
  2. 売れ続ける建売業者になるためにやるべきこととは?
  3. 建売会社のライバルは建売会社にあらず。
  4. 売れない不動産がなくなる!?コンサルタント思考法。
  5. 不動産集客はGISポスティングの時代。
  1. 不動産販売における重要な非必需品とは?

    不動産マーケティング

    不動産販売における重要な非必需品とは?
  2. 売れる建売会社になるためにお客様に確認すべきこと。

    不動産マーケティング

    売れる建売会社になるためにお客様に確認すべきこと。
  3. 不動産集客はGISポスティングの時代。

    不動産マーケティング

    不動産集客はGISポスティングの時代。
  4. 不動産広告でもっとも重要なパーツとは?

    不動産広告

    不動産広告でもっとも重要なパーツとは?
  5. 不動産営業、お客様の感情を刺激する手っ取り早い方法。

    不動産マーケティング

    不動産営業、お客様の感情を刺激する手っ取り早い方法とは?
PAGE TOP