先日、あるお客様に「最近Facebookはやっていないんですか?」と聞かれました。
そういえば、Facebookが流行りだした頃にビジネス目的で作ったのですが、効果がなかったので現在は開店休業状態。Facebookを見ることはほとんどなくなっていました。
ただ、そのお客様にとってはFacebookは情報発信や情報収集のメイン手段。Facebookを活用していないのは、ビジネスをしていないのと同じように感じられたようです。他にも、最近ではInstagramやLINEなどで情報発信や情報収集する人も多く、情報媒体はどんどん広がっています。
それはそれでいいのですが、私たちビジネスマンにとっては頭の痛い問題でもあります。なぜなら、人はそれぞれ得意な情報収集の方法を持っており、それ以外はあまり利用しないからです。
Facebookが好きな人は、Facebookで情報収集します。ブログが好きな人は、ブログ。twitterが好きな人は、twitterなど。普段利用する情報手段は限られてきます。もっと言えば、私のようにPCから情報収集する人もいればスマホが情報収集の手段だと言う人もいます。そしてそれは、年代によっても大きく変わってきます。
裏を返せば、それぞれに対応できないと情報がお客様に到達しないと言うことです。先日ある営業マンが、こんなにチラシを入れているのに反響がないなんて・・・とボヤいていましたが、チラシという媒体で情報収集する人もいればPCやスマホで情報収集する人もいます。そんな人からすれば、チラシは単なるゴミ。注意して見ることもなく捨てられているかもしれません。だとすれば、チラシ以外の情報発信にも注意を向けることが大切。インターネットを情報収集の手段にする人の対策も必要だということです。
もっとも、それを言いだすとキリがないのも事実。Facebookやtwitter、InstagramやLINEなど、今後はもっと多くの媒体が出てくるかもしれません。当然、全てに対応というわけにはいきませんが、ある程度は対応しないと狙ったお客様へ情報は届きません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
自分でできなければ得意な人や仲介業者をうまく利用することです。人にはそれぞれ得意な情報収集の手段があります。それは年代によっても違います。あなたの物件の価格帯、あなたの物件の存在するエリア、を考慮して漏れのない情報提供を考えましょう。紙媒体で情報収集する人。インターネットで情報収集する人。不動産業者から情報収集する人。家を購入する人は主にこの3つから情報収集します。
つまり、この3つをきちんと押さえておくことで情報発信の漏れはなくなります。
あなたは漏れのない情報発信ができていますか? 偏りは禁物ですよ。
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