コンセプトは30年後も満足できる家。
「家は3回建てて初めて、満足できる家が建てられる」といわれます。それだけ、家づくりは難しいということ。こんなはずじゃなかった・・・ということが多いということです。しかし、3回も家を建てられる人は、ほんの一握りの人だけ。たいていは、一生に一度しか「家をつくる」「家を買う」チャンスはありません。裏を返せば、家づくりは失敗するとずーっと後悔することになるということ。どうしても我慢できなければ買い換えをしなければならないということです。
そんな難しい家づくりですが、なかには最初から満足できる家をつくる人もいます。3回建てて初めて満足できる家をつくる人と1回で満足できる家をつくる人。その違いは何だと思いますか?それは、「時間軸の違い」です。
3回建てて初めて満足できる家をつくる人は、今を基準に家づくりを考える人。今の自分たちの気持ちを満足させる家をつくる人です。だから時間の経過とともに不満が生まれてきます。それに対して、1回で満足できる家をつくる人はz30年後を見据えた家づくりを考える人。最初から家族構成の変化や、ライフスタイル、趣味嗜好の変化を見据えた家づくりをしているので、時間が経過してもその魅力は衰えません。
つまり、30年後を見据えた家づくりをすることが後悔しない家づくりのためには必要なのですが、なかなか30年後の生活まで想いが及ばないのが現実。正直、30代の自分に60代の暮らしを想像しろと言っても無理があります。そこで、YAMATE HOUSEでは商品企画&設計チームに30代から60代までのそれぞれの世代を代表するスタッフを集めました。コンセプトは、30年後も満足できる家。
「建売住宅だから、この程度で十分・・・」なんていう既成概念を一切取り払って、建築のプロならではの心遣いとプライドを家の隅々に施しました。デザインから使い勝手、間取り、設備、インテリアに至るまで、どの年代でも満足できる上質な家をつくりました。だから、派手さはありませんが、住めば住むほど暮らしやすさを実感していただける家。時が経っても価値の衰えない家です。この機会にぜひ現地をご覧ください。様々な世代の建築のプロが思う存分そのキャリアを活かした家です。建売住宅なんて・・・という人に特にご覧になっていただきたい家です。
「今も、30年後もちょうどいい」を目指しました。
外観のテーマは、「今も、30年後もちょうどいい」。商業主義で考えるなら、今流行りのデザイナーズ住宅のようなカッコイイ系の外観にすべきなのでしょうが、今回のコンセプトは、「プロのプライド」。だから、商業主義に流されない、街並みに溶け込む、素朴な外観にしました。家は買ってからがスタートです。30代で購入した家も、ローンが終わる頃には60代になります。だから、外観は流行に左右されないことが大切。控えめな中にもキラリとセンスの光るデザイン。そんなデザインを目指しました。
もっとも、外観のデザインを主張しない分、外壁材にはこだわりました。外壁材には窯業系の高級サイディングを使用。建売住宅では滅多に見かけない、注文住宅用のサイディングです。このサイディングの特徴は、超高耐候塗料を使用していること。そのため、色褪せ、日焼けに強く、一般的な外壁材のメンテナンスコストと比較すると、塗り替えが2回分不要になります。その額はおよそ20年で、約250万円。住んでから違いがわかる外壁材です。
首都直下型地震対策も万全です。
これからの日本の住宅で最も重視しなければいけないのが地震対策です。国の地震調査研究本部・地震調査委員会が2014年4月に発表した長期評価では「フィリピン海プレートの沈み込みに伴うM7クラスの地震」が今後30年以内に発生する確率は約70%。要するに、首都直下型地震はいつ起きても不思議ではないというのが現実です。
2000年に施行された新しい耐震基準の住宅は、震度6強クラスの大きな地震でも、1回では倒壊しないよう設計されています。しかし、この耐震基準は本震から住宅を守ることを想定しており、その後の余震までは考慮されていません。もし本震で住宅の構造躯体がダメージを受けていれば、それに続く余震の規模や回数によっては倒壊する可能性も高まります。実際、熊本地震では5日間で1,500回もの余震を記録しており、余震対策は耐震対策以上に重要なものになっています。
YAMATE HOUSEでは、余震対策として制震ダンパーを採用しました。制震ダンパーとは、地震の揺れを効率よく吸収する制震装置のこと。自動車のショックアブソーバーのようなもので、建物の粘り強さ(減衰力)を高め、繰り返しの地震による耐力の低下を抑制します。強さは従来工法の変位量を最大で55%も低減できるほど。YAMATE HOUSEでは、東海・東南海地震警戒地区でNo. 1の実績(10,000棟以上)を持つ制震ダンパーを20ヶ所に設置しました。大地震だけでなく余震からも大切な家族を守る住宅です。
プランニングのテーマは「脱・建売住宅」。
建築家にお願いしたのはたったひとつ。それは「脱・建売住宅」。「建売住宅だからこの程度でいいだろう…」「こんな建売住宅が売れてるから、こうしよう…」そんな既成概念は一切捨てて、「自分が住むとしたら」「自分の身内が購入するとしたら」という発想でプランニングしてもらいました。だから、広さも設備も間取りも、今までの建売住宅とは違います。土間のある玄関(1号棟)や可動式のクローゼットを移動すればすぐに2部屋にできる子供部屋(1号棟)、9.3帖の広さに約3帖ウォークインクローゼットを備えた主寝室など、どれもこれも注文住宅顔負けのプラン。プロのこだわりが随所に見える傑作です。
室内インテリアは、黒川紀章建築都市設計事務所出身の建築家、本多図夢氏に依頼しました。神楽坂のアグネスホテルをはじめ、軽井沢や熱海の別荘、個人邸宅などを手がけるベテラン建築家です。「神は細部に宿る」を地でいくような仕事ぶりは、ベテラン建築デザイナーならではのもの。並みの建売住宅では決して味わえません。
とりわけ、照明計画は秀逸。建売住宅ではほとんど重視されない照明計画も万全。全室をLEDのダウンライトで統一しました。ダウンライトの魅力は、ライトを天井に埋め込んで設置するため天井面がフラットになりスッキリすること。その上、シーリングライトのように部屋全体を野暮に照らすことがないので、雰囲気のある大人の空間がつくれます。
トータル・コーディネイトという考え方。
「居心地のいい空間とは、どんな空間だろう?」と、みんなで知恵を絞った結果、出てきたのがトータル・コーディネイトという考え方でした。トータル・コーディネイトとは、元々はファッション用語で、頭のてっぺんから脚の先までの装いを、あるコンセプトに従って調和するよう、衣服のシルエット・素材・色彩をそろえることです。それを、YAMATE HOUSEは、LDKで実現しました。まずキッチンを選び、そしてお揃いの家具を選びました。色、素材、テイストを揃えることで、落ち着いた心地いい空間が生まれたと思います。もうこれで、家具選びで失敗することはありません。モデルハウスのような洗練された空間にお友達やご両親を招待できます。
横浜の新築分譲住宅で初めて採用されたキッチンです。
建売住宅のキッチンなんてどこも同じ…と思っていませんか?
YAMATE HOUSEのキッチンは、横浜の建売住宅では初めて採用されるちょっとお洒落なキッチン。サイズも使い勝手もワンランク上です。例えば、1号棟のキッチンは全長がなんと3600㎜。キッチンとダイニングをひとつなぎにしたレイアウトで、長いワークトップは、調理や食事スペースとしてはもちろん、ミセスコーナーや子どもの勉強机など多目的に使えるので、みんなが一度に集まっても、居心地よく過ごせる場所になります。もちろん、お友達を集めてホームパーティをしたり、料理教室を開いたりするのもこのキッチンなら朝飯前。楽しくにぎやかなシーンが似合うキッチンです。
家具のように美しいキッチン。
一見すると本物の木のように見える扉やワークトップですが、実はこれ、ヨーロッパから直輸入した特殊なメラミン樹脂です。そのため、熱に強く(230度の鍋を20分放置しても火膨れや剥離などの大きな損傷はありません)、汚れがつきにくい(ケチャップやカレー、醤油では、24時間放置してもワークトップへの着色は見られません)だけでなく、キズにも強い(人工大理石天板と比べると、約7倍の耐摩耗性があります)のが特徴です。
もちろん、デザイン性だけでなく機能性の高い機器も標準装備しました。シンクは、キッチンを引き立てるモダンなスクエアデザインにこだわり、手づくりの板金シンクを採用しています。水栓には、あのドイツGROHE社製の美しいグースネックタイプのシャワー水栓(浄水機能付き)を採用しました。また、キャビネットには引き出しや扉がゆっくり静かに閉まるソフトクロージングシステムを採用。指挟みなどの事故を防ぎます。
他にも、コンロには主婦に人気のお掃除のラクなIHヒーターを採用。火が出ないのでお年寄りや小さなお子さんのいる家庭でも安心してご利用いただけます。また、食器洗浄乾燥機も標準装備しました。ビルトインタイプですから、省スペースで見た目もすっきり。全自動なので食後の時間をご主人やお子さまとゆっくりと過ごせます。
もう家具選びで迷う心配はありません。
YAMATE HOUSEの魅力は、LDKがトータルコーディネイトされていること。キッチンに合わせてダイニングテーブル・ダイニングチェア・キッチンキャビネットが標準装備されています。
その上、リビングにはキッチンとコーディネイトしたテンダーウォールという壁面も設置。好きな高さにTVを掛けたり、棚板やパーツを組み合わせて飾り棚や本棚としても利用できます。他にも、センターテーブルやソファも標準装備。キッチン・ダイニング・リビングが同じ素材、色、テイストで緩やかにつながっているので落ち着いた雰囲気が楽しめます。
天井まで届く高さの大型ハイドアを採用しました。
空間を広く見せ、開放感あるおしゃれな部屋をつくるハイドアを全室に採用しました。天井まで届くハイドアには、枠が見えにくい「かくし枠」や、凹凸の少ないフラット蝶番を取り入れ、すっきりとした納まりを実現しました。
また、ドアの開閉にはドア本体からの出っぱりが少なく、開けたままでも邪魔になりにくいプッシュプルハンドルを採用。「押す」「引く」の簡単な操作で開閉できるので開け閉めがとってもラクです。壁との一体感を高め、縦の広がりを演出するハイドア。空間を広く見せ、開放的で洗練されたお部屋づくりを目指したい人に、ぜひご覧になっていただきたいドアです。
ベランダ・グランピングのある暮らし。
YAMATE HOUSEのもうひとつの魅力は、ベランダ・グランピングができること。グランピング(glamping)とは、「グラマラス(glamorous)」と「キャンピング(camping)」を掛け合わせたイギリス発祥の造語。キャンプにつきものの不便さや天候に左右されることなく、高級ホテルに泊まるように、ラグジュアリーな雰囲気を楽しみながら自然に触れるキャンプのことです。
ベランダ・グランピングとは、自宅のベランダにアウトドア空間を作り、緑に囲まれながらゆったりと生活するライフスタイルのこと。ベランダにガーデニングを施し、チェアやテーブルを置くことで、わが家が快適なアウトドア空間になります。緑に囲まれながらの読書や食事は、時間の流れをゆったりと感じることができ、心も身体もリラックスすること間違いなし。おうちに居ながらにしてグランピング気分が味わえます。
ただ、グランピングに適したバルコニーを木造住宅でつくることは簡単なことではありません。なぜなら、雨漏りの心配があるからです。木造で屋上やルーフバルコニーが難しいと言われるのは、木造特有の「揺れ・たわみ」があるためです。従来の建物本体に密着した塗り物タイプの防水工法では、この揺れ・たわみの影響で、ひび割れする可能性があり、そこから雨漏りを引き起こす可能性が高いからです。
そこでYAMATE HOUSEでは、木造の「揺れ・たわみ」の影響を受けにくい金属防水という特殊な工法を採用しました。金属防水は、溶融亜鉛メッキ鋼板を、耐候性樹脂(塩化ビニル)層で覆うことで、酸性雨などによる腐食に強く、耐ガス性、耐薬品性にも優れた工法です。そして、この工法を全国で35年以上、27万棟の実績のある施工業者に依頼しました。だから、木造でも安心してベランダ・グランピングをお楽しみいただけます。
物件概要
おかげさまで成約しました。
区画図
間取り図
1号棟 土地:118.30㎡(35.78坪) 建物:111.58㎡(33.75坪)
2号棟 土地:144.01㎡(43.56坪) 建物:113.85㎡(34.43坪)
現地案内図
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