なぜ流通経路を強化するだけで不動産は売れるのか?

不動産マーケティング

なぜ流通経路を強化するだけで不動産は売れるのか?

建売住宅や不動産の売れ行きを左右するものの一つに情報へのアクセスのしやすさ、があります。簡単に言えば、あなたの物件をどれだけ容易に知ることができるか。あなたの物件情報へたどり着く道筋がどれだけ簡単かということです。

その昔、インターネットの世界ではグーグルで検索してトップ3ページ以内に表示されなければその商品は存在していないのと同じ、と言われたことがあります。

物件情報もそれと同じ。あなたの建売住宅の情報がどれだけ容易にお客様に伝わるかによって、あなたの建売住宅は存在したり、しなかったりするということです。伝わらなければどれだけ丹精込めて作っても、どれだけ魅力的な家を建てても、意味はありません。

それほど重要な情報の伝え方ですが、多くの建売業者さんは建物を作るだけが仕事だと思っています。そのため、作った後は仲介業者に丸投げ。きっと彼らが一生懸命お客様に紹介しているだろうとタカをくくっています。ここが問題なのです。

彼らが一生懸命お客様に紹介しているかどうかをあなた自身がチェックする必要があるということです。それができていないと、売れない原因がわかりません。

一人でも多くの人にあなたの物件が紹介され、一人でも多くの人があなたの物件を検討し、それでも売れないのであれば、どこに問題があるのか推測することができます。

しかし、そもそもあなたの物件情報がお客様の元に届いていなかったとしたら正しい分析は出来ないということ。正しい分析が出来ないのに値下げしても意味はないということです。

値下げするべきなのか、もっと広告にお金をかけるべきなのかは、情報がどれだけお客様に伝わっているかが鍵。もし、情報がお客様に伝わっていないとしたら、値下げしても意味がないということです。

ムダな値下げをしないためには、まずはあなたの物件情報を一人でも多くの人に届けること。そのためには、情報へのアクセスを容易にすることです。

具体的には、まずあなたが売りたいと思っている人と同じような属性の人に、「あなたが建売住宅を購入するとしたら、どうやって探しますか?」と聞くことです。

できればなるべく多くの人に聞いてみましょう。そうするとあなたがターゲットとする人たちの家探しのパターンが見えてきます。インターネットで情報収集する人はどんな媒体を利用しているのか、インターネットが不得意な人はどんな媒体を利用するのか、仲介業者との関わりはどうか、等々まずはそれを知ることです。

そして、その人たちの探し方の中にあなたの物件が出てくるかどうか。あなたの物件に遭遇できるかどうかを確かめるのです。お客様の探し方ルートの中にあなたの物件があればOK。なければそのルートの中にあなたの物件を入れることが最優先。できればそのルートの中で最も目立つようにすることが大事。それだけで売れる確率は大幅にアップします。

大切なことは、お客様の購買ルートを知ること。そしてその購買ルートにあなたの情報を載せることです。これだけで売上は見違えるように改善します。お試しください。

 

ピックアップ記事

  1. 賃貸アパートに学ぶ!クローゼットで差別化する方法。
  2. 儲かる建売会社になるための究極の決断とは?
  3. ジャパネットに学ぶ!売れる建売会社になるための3つのポイント。
  4. 新築住宅分譲、こうすれば条件の悪い区画も値下げしないで売れる!
  5. これからの不動産営業は売り込むほど売れなくなる。

関連記事

  1. 儲かる差別化に必要な3つの要素とは?

    不動産マーケティング

    儲かる差別化に必要な3つの要素とは?

    売れる建売業者になるため必要なこと。それは、差別化です。 お客様が…

  2. 売れない原因の見つけ方。

    不動産マーケティング

    売れない原因の見つけ方。

    「AIDMA(アイドマ)の法則」という言葉を聞いたことがありますか。…

  3. 中小建売会社が利用すべき大手ハウスメーカーの知恵。

    不動産マーケティング

    中小建売会社が利用すべき大手ハウスメーカーの知恵。

    アキュラホームが最近の住宅傾向について発表しました。この調査は、同社が…

  4. なぜ物件によって売れる販売方法が違うのか?

    不動産マーケティング

    なぜ物件によって売れる販売方法が違うのか?

    「勝ちに不思議の勝ちあり、  負けに不思議の負けなし」野球の野…

  5. 不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。

    不動産マーケティング

    不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。

    多くの不動産会社、建売業者さんは、売れなければ値下げすればいい、価格さ…

  6. 新築住宅をローコストで差別化する最も賢明な方法。

    不動産マーケティング

    新築住宅をローコストで差別化する最も賢明な方法。

    売れる建売住宅をつくる上で欠かせないもののひとつ、それが「間取り」です…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

おすすめの記事

  1. その色使い、間違っていませんか?
  2. これでもパワービルダーと闘いますか?
  3. 売れる不動産会社になりたいなら商品に惚れ込んではいけない。
  4. 新しいことにチャレンジするのが苦手は不動産会社さんへ。
  5. ”e-住み替え”誕生物語。
  1. 売れない物件を売れる物件に変える「青臭い法則」。

    不動産売却

    売れない物件を売れる物件に変える「青臭い法則」。
  2. オープンハウスを成功に導く意外なポイント。

    不動産売却

    オープンハウスを成功に導く意外なポイントとは?
  3. 仲介業者を通じて販売する間接販売は、売れる商品、売れている商品など売れ筋商品には効果的ですが、新しい商品、売 るのが難しい商品(商品力のない商品)では、効果が発揮されません。

    不動産会社経営

    新築分譲会社、エリア拡大したいなら自社販売をはじめなさい。
  4. 不動産広告

    過去の失敗にとらわれていませんか?
  5. 売れない建売住宅は第一印象に賭けろ!

    不動産売却

    売れない建売住宅は第一印象に賭けろ!
PAGE TOP