建売会社はマンション客を狙え!

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建売会社はマンション客を狙え!

先日、あるサイトがマイホームを持っている人141名に“マイホーム選びについて失敗したと思うこと”をアンケート調査しました。その結果が興味深いのでご紹介しましょう。

意外にも最も多かった意見は、「戸建てではなくマンションを買ってしまったこと」でした。建売業者としては嬉しい意見ですが、理由としては、「管理費が高い」「すぐに近隣からのクレームが入る」など、マンションならではの悩みがあるようです。

また、庭などがなく収納が増やせないことも問題の一つで、「家族が増える一方で収納が少ないため、住みかえざるをえない」と考えている人も多いようです。

第2位は、収納が少ないこと。特にこれから子どもが増える家庭においては物を増やしたくなくてもどんどん増えていきます。そのため、収納スペースは必須。クローゼットでなくとも、収納家具が置けるスペースがあるかないかは、大きな問題です。

また、「建築中のためモデルルームしか見ておらず、こんなに収納が少ないと思わなかった」といった実物を見ずに購入したという後悔のある人も多いようです。

収納に必要なスペースはもちろん個人差がありますが、戸建ての場合最低10%、理想は12~15%とされています。一方でマンションは5~7%であることが一般的なので、やはりマンションは収納力に弱いという一面があるようです。

三番目は、レイアウト。間取りが使いづらいという意見も多く上がりました。この場合、特に注意したいのが注文住宅の場合で、デザインを重視しすぎると、生活動線を見落としてしまい、使いづらい家になることがよくあります。

で、これらの結果をどう利用すればいいのか?ということですが、要するにマンションを購入している人は住み心地まで考えて購入している人は少ないということです。

そのため、購入してから後悔している人が多いということ。それを事前に教えて上げることができれば、あなたの建売住宅はもっと売りやすくなるということです。

では、教えるにはどうしたらいいのか?
一番感簡単な方法は、チラシや広告をうまく利用することです。

ただ単に、うちの建売住宅にはこんな設備がついています、ではなく、なぜそんな設備をつけているのか、なぜ、そんな間取りにしたのか、もっと言えば、なぜ一戸建てがいいのかを具体的に説明することです。

その際に、さりげなくマンションとの比較をすることです。一般的なマンションはこうだけど、あなたの建売住宅はここが違うということを示すことです。

マンションを購入している人は、本当にマンションが良くて購入しているわけではありません。なんとなく、良さそうというイメージで購入しているだけ。だから、このアンケートのように住み始めてから後悔するのです。

お客様に後悔させないよう事前にマンションの問題点を指摘しましょう。一戸建ての良さを再認識させましょう。それだけで売れ行きは変わります。お試しください。

 

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