不動産会社が抑えるべき3つの媒体

不動産集客

不動産会社が押さえておくべき3つの媒体。

先日、あるお客様に「最近Facebookはやっていないんですか?」と聞かれました。
そういえば、Facebookが流行りだした頃にビジネス目的で作ったのですが、効果がなかったので現在は開店休業状態。Facebookを見ることはほとんどなくなっていました。

ただ、そのお客様にとってはFacebookは情報発信や情報収集のメイン手段。Facebookを活用していないのは、ビジネスをしていないのと同じように感じられたようです。他にも、最近ではInstagramやLINEなどで情報発信や情報収集する人も多く、情報媒体はどんどん広がっています。

それはそれでいいのですが、私たちビジネスマンにとっては頭の痛い問題でもあります。なぜなら、人はそれぞれ得意な情報収集の方法を持っており、それ以外はあまり利用しないからです。

Facebookが好きな人は、Facebookで情報収集します。ブログが好きな人は、ブログ。twitterが好きな人は、twitterなど。普段利用する情報手段は限られてきます。もっと言えば、私のようにPCから情報収集する人もいればスマホが情報収集の手段だと言う人もいます。そしてそれは、年代によっても大きく変わってきます。

裏を返せば、それぞれに対応できないと情報がお客様に到達しないと言うことです。先日ある営業マンが、こんなにチラシを入れているのに反響がないなんて・・・とボヤいていましたが、チラシという媒体で情報収集する人もいればPCやスマホで情報収集する人もいます。そんな人からすれば、チラシは単なるゴミ。注意して見ることもなく捨てられているかもしれません。だとすれば、チラシ以外の情報発信にも注意を向けることが大切。インターネットを情報収集の手段にする人の対策も必要だということです。

もっとも、それを言いだすとキリがないのも事実。Facebookやtwitter、InstagramやLINEなど、今後はもっと多くの媒体が出てくるかもしれません。当然、全てに対応というわけにはいきませんが、ある程度は対応しないと狙ったお客様へ情報は届きません。

では、どうしたらいいのでしょうか?
自分でできなければ得意な人や仲介業者をうまく利用することです。人にはそれぞれ得意な情報収集の手段があります。それは年代によっても違います。あなたの物件の価格帯、あなたの物件の存在するエリア、を考慮して漏れのない情報提供を考えましょう。紙媒体で情報収集する人。インターネットで情報収集する人。不動産業者から情報収集する人。家を購入する人は主にこの3つから情報収集します。

つまり、この3つをきちんと押さえておくことで情報発信の漏れはなくなります。 
あなたは漏れのない情報発信ができていますか? 偏りは禁物ですよ。

 

ピックアップ記事

  1. アラサー世代が好むインテリアとは?
  2. なぜ能力のある不動産会社の社長ほど成功できないのか?
  3. 不動産会社が知っておくべき商品認知度と値下げの関係。
  4. あなたの建売会社が自社営業すべき最大の理由。
  5. こうすれば新築分譲住宅の契約率はもっと上がる!

関連記事

  1. 新築分譲住宅を営業マンに頼らないで売る方法。

    不動産売却

    新築分譲住宅を営業マンに頼らないで売る方法。

    先日、ある地方都市で工務店を経営している社長の話しを聞く機会がありまし…

  2. あなたの新築住宅が即日完売できない最大の理由。

    不動産売却

    あなたの新築住宅が即日完売できない最大の理由。

    建売業者さんからの相談で特に多いのが、完成してもすぐに売れない・・・と…

  3. 不動産はAIDMAの法則で売れ!

    不動産マーケティング

    不動産はAIDMAの法則で売れ!

    AIDMA(アイドマ)の法則ってご存知ですか? 1920年代にアメ…

  4. 不動産会社の売上を確実にアップさせる社会的証明とは?

    不動産マーケティング

    不動産会社の売上を確実にアップさせる社会的証明とは?

    商品を売るとき売主は、お客様の3つの「Not」の壁を乗り越えなければな…

  5. 不動産広告、仲介業者任せにしていませんか?

    不動産広告

    不動産広告、仲介業者任せにしていませんか?

    (株)LIXIL住宅研究所が、「住まいの購入」「住まいのリスク回避」に…

  6. 「Hanako」に学ぶ、売れてる雑誌と不動産情報。

    不動産広告

    「Hanako」に学ぶ、売れてる雑誌と不動産情報。

    本や雑誌が売れなくなった、と言われて久しいですが、そんな出版不況の中で…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 間違いだらけの新築住宅の見せ方
  2. 弱点のある不動産の売り方。
  3. 急成長企業に学ぶ、これから売れる新築分譲住宅。
  4. 新築一戸建て会社はゴミの日の法則に学べ。

おすすめの記事

  1. 不動産業界は広告掲載禁止を続けるべきか?
  2. 不動産会社がホームページ制作会社に騙される最大の理由。
  3. あなたが値下げ前にやるべきこととは?
  4. 今さら聞けない。売れる建売住宅をつくるヒントの見つけ方。
  5. できる不動産会社の社長はココが違う!
  1. 不動産広告にマイナス表現は必要か?

    不動産広告

    不動産広告にマイナス表現は必要か?
  2. できる不動産会社の経営者が最も大切にするもの

    不動産会社経営

    できる不動産会社の経営者が最も大事にすること。
  3. あなたならどうする?用地仕入れの失敗を挽回する方法。

    不動産マーケティング

    あなたならどうする?用地仕入れの失敗を挽回する方法。
  4. 営業マンのいないオープンハウス。

    不動産マーケティング

    営業マンのいないオープンハウス。
  5. 長期的に成功する不動産会社になるために経営者がすべきこと。

    不動産会社経営

    長期的に成功する不動産会社になるために経営者がすべきこと。
PAGE TOP